桜(さくら)の街・西宮のお花見スポット

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夙川公園(黒木さん撮影)

市の花が『桜』の西宮は、この時期は街がピンク色に染まるのではないかと思われるほど、身近な公園にも桜がたくさんあります。

お近くのお気に入りの桜があったり、お気に入りの場所があったりされる方も多いかと思いますが、西宮流がまとめた桜スポットをご紹介します。

西宮のオリジナル桜(新種のさくら)の情報もありますので、今年のお花見の参考にしてください(^_-)-☆  

夙川公園周辺のさくら

夙川沿いは、もともと松林でした。
長年の夙川河川敷整備の要望がやっと認められ、1932年(昭和7年)から1937 (昭和12)年にかけて、地域住民が受益者負担金として事業費が作られ整備されました。

そんな緑豊かな夙川に1,000本の桜の若木が桜博士と呼ばれる笹部新太郎氏の指導のもと植樹されたのは1949年(昭和24年)でした。
しかし笹部新太郎氏はソメイヨシノを好まなかったと言われているようです。

「さくら100選」にも選ばれている夙川の春の景観は、この松の緑と桜のピンクが織りなしているのが特徴だと思います。

海から山まで2キロ以上の公園は、それぞれのエリアで微妙に雰囲気も変わりますので、お気に入りの場所を見つけてみてください。

夙川公園周辺の桜の様子はこちらから>>

名塩・生瀬周辺のさくら

名塩は今の国道176号線に近いところに、三田・丹波と阪神間を結ぶ大坂街道が走っていました。
そのうちの道場平田と木之元間は名塩道とも呼ばれていたようで、集落の中の名塩川沿いにあったようです。
江戸時代以来、紙漉きに携わる山合の村だった名塩にも桜の場所はたくさんあります。

1991年に街開きした住宅地/名塩ニュータウンにも多くの桜が植えられましたが、2018年には『東山台桜通り』という名前の桜いっぱいの道路もできています。

整備されたJR旧福知山線廃線敷ハイキングコースを歩いていて見える山桜の景色(正確には、川向こうなので宝塚市になる)は、ぜひ体験してほしい風景です>>

名塩・生瀬周辺のさくらの様子はこちらから>>

山口・船坂周辺のさくら

山口町もあちこちの公園に桜が咲き誇ります。
中でも、有馬川沿いにある有馬川緑道の桜並木は見事ですね。

船坂は、西宮の中でも一番標高の高いエリアです。この辺りでは里山にある山桜が春を彩ってくれます。
少し不便な場所ですが、まるで桃源郷のような蓬莱峡の山桜やこぶしの花の景色も必見です。

山口・船坂エリアの桜の様子はこちらから>>

西宮北口周辺のさくら

西宮七園に数えられる「甲風園」「昭和園」は、住宅地として整備されましたが、今では住みたい街として人気の西宮北口となっています。

住宅地ですので、桜のスポットといえる場所はそうおおくはありませんが、2008年11月に開業した「阪急西宮ガーデンズ」にもたくさんの桜が植えられていて、実は西宮のオリジナルのさくらの「夙川舞桜」「西宮権現平桜」がとても見やすい場所が、ここ西宮北口エリアにあります。

西宮北口周辺の桜の様子はこちらから>>

西宮浜周辺のさくら

平成10年3月に街開きされた新しい街ですが、景観とアートにこだわった街づくりがされました。

地図上で夙川をまっすぐ南へ伸ばした延長線上に造られた桜並木は、今では西宮市屈指の桜の名所にもなっています。

浜の北側に整備が進んでいるエリアにある「西宮浜総合公園(約10.3ha)」の桜もきれいな並木になっています。

西宮浜エリアの桜の様子はこちらから>>

甲子園浜周辺のさくら

甲子園浜には、海浜公園が整備されていて、そこにもたくさんの桜が咲いています。
阪神間でも貴重な浜は、地元のNPOをはじめ多くの人たちが清掃活動などをしながら守っています。

甲子園浜エリアの桜の様子はこちらから>>

武庫川学院中高の敷地の桜

その年によってかわるが、浜甲子園にある武庫川女子大の中高の敷地内の桜が期間限定で公開される。
知る人ぞ知る・・・的な場所なので、静かにゆっくり愛でられる。
種類によって早咲きから、遅咲きまであるのでその年による。
中庭に、ゆったりのびのび枝を張るソメイヨシノの古木がきれいに花を咲かせる。

苦楽園口~越木岩神社周辺のさくら

苦楽園口駅は、夙川のお花見客の最寄駅でもあります。
苦楽園口橋から下流に夙川駅までの間が、一番混雑するエリアです。
<夙川エリアの情報はこちらから>>

河川敷を離れてこのエリアに点在する小さな公園も、それぞれに見事な桜スポットです。

苦楽園口~越木岩エリアの桜の様子はこちらから>>

廣田神社周辺のさくら

廣田神社の近くを流れる御手洗川沿いや新池も桜が綺麗なところです。
また、広田神社の近くにある越水浄水場は、桜の時期にだけ公開されますが、桜博士の笹部慎太郎さんが好んだ桜が植えられています。

廣田神社周辺の桜の様子はこちらから>>

越水浄水場のさくら

現在は浄水処理はしておらず、阪神水道企業団から受水した水の配水だけを行っている施設だが、広い場内にはソメイヨシノだけでなく、桜博士・笹部新太郎氏の指導を受けて植えられたさまざまな種類の桜がある。

桜の満開に季節になると、水道施設の広報も兼ねて期間限定で通り抜けとして開放される。
通り抜けて東側に出たら、広田神社のコバノミツバツツジにも会いに行こう!!

甲山周辺のさくら

標高309mから取ったネーミングは、魅惑(309)の山・甲山は、西宮市のシンボルともなっている山です。

春になれば、山頂付近の登山道あたりに桜が遠目に見えますが、神呪寺や県立甲山森林公園、北山貯水池など桜スポットが多くあります。

甲山周辺の桜の様子はこちらから>>

武庫川周辺のさくら

兵庫県が平成3年度からはじめた、瀬戸内海から日本海を結ぶ川沿いを桜でつなぐという「ふるさと桜づつみ回廊」事業の起点が西宮市にあります。

その起点あたりから北へ、甲子園口駅に向かっての桜並木も静かに花が楽しまれるスポットになっています。

武庫川エリア周辺の桜の様子はこちらから>>

市内のあちこちの桜

あちこちで気になった桜スポットを集めてみました。

その他市内あちこち>>

西宮のオリジナル桜(早咲きも含めて5種)

桜の木の多いところには、長い間に新種が生まれるんだそうです。
西宮市にも、夙川で見つかった「夙川舞桜」のほか、5種類の桜があります。

バイオ技術で苗を増やし、すでにあちこちに植えられている品種もありますが、今津紅寒桜のようにまた一本しかない品種もあります。

西宮のオリジナル桜(5種)>>

番外編:さくらと電車

市内で見かけた、電車と桜の写真を集めてみました。

電車と桜の写真>>

投稿日時 : 2023-03-01 08:19:00

更新日時 : 2023-04-01 07:55:09

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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