越水浄水場

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現在は浄水処理はしていなくって、阪神水道企業団から受水した水の配水だけを行っている。
浄水場に行く坂の下には震災記念公園と満池谷墓地がある。
場所:西宮市奥畑6-35

1924年(大正13年)、水道創設の記念で100本余りの桜が植えられた。
その後、創設30周年の時、満池谷を桜の名所にしようと桜の研究家である笹部新太郎氏の指導を受け、山桜や里桜などの苗木260本余りが武田尾の笹部氏の演習林から移された。

越水浄水場
越水浄水場

今でも、約120本の様々な種類の桜が楽しめる場所となっている。
水道施設なので、普段は関係者しか立ち入れないが、毎年四月の初め頃の桜の時期だけは、場内の桜を楽しむことができるようにと通りぬけが開催される。
(昭和23年から続いている。)
種類の違う桜があり、早咲き・遅咲きで笹部新太郎の愛した桜を楽しんでいただける場所。

越水浄水場

越水浄水場にあった「越水早咲き」と呼ばれていた桜が近年浄水場入り口の坂の手前に植えられているので、通り抜けの期間前に咲いている姿が見られるようになった。

浄水場入り口に植えられた越水早咲き
越水浄水場
浄水場施設屋上より

S25年~30年代の越水浄水場
西宮市情報公開課提供

2017年には、女川町から贈られた『津波桜』がここに植えられた。
桜がいっぱいあった街で、震災の津波を乗り越え生き残って花を咲かせたソメイヨシノの子孫が『津波桜』として植えられた。

越水浄水場 津波桜
越水浄水場
大きくなってきた津波桜(2023年撮影)

通りぬけの時、屋上が解放された時に撮った動画➡

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投稿日時 : 2020-06-21 16:06:23

更新日時 : 2023-04-18 21:29:53

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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