街がピンク色に染まるのではないかと思われるほど桜の公園が多い西宮は、市の花が桜(さくら)の街です。
きっと、人それぞれにお気に入りの場所があったり、お気に入りの桜があったりするのでしょう。
筆者は、夙川河川敷の桜をはじめとして、西宮の情報発信の中でいろいろな場所で桜を楽しんできました。
少し早いかもしれませんが、南から北まで、個人的に好きな桜スポット5選を書いてみようと思います。
一番有名な夙川河川敷は、わざと外してみました。笑
西宮浜マリナパークシティの桜(さくら)
マリナパークシティは、阪神淡路大震災の後にできた新しい街で、アートと景観軸を重視してつくられている。
地図上で、夙川をそのまま南に延長した線上に造った住宅の中の道路の両側には桜が植えられ、今では見事なソメイヨシノのトンネルになっている。
つまり、夙川の桜の延長をイメージして、街の南北の縦軸が作られている。
また、その桜のトンネルを少し南の方に歩くとある、新西宮ヨットハーバー横にある海辺の道公園には、オオシマザクラ系の桜や西宮のオリジナルの桜(夙川舞桜や西宮権現平桜)もたくさん植えられていて、芝生も広がる絶好のお花見スポットとなっている。
家族づれでのんびり過ごす姿が多く見かけられる。
越水浄水場の桜(さくら)
満池谷墓地や震災記念公園の横にある越水浄水場は、お花見の時期限定で通り抜けのできる場所。
1924年(大正13年)、水道創設の記念で100本余りのソメイヨシノがが植えられ、その後、創設30周年に満池谷を桜の名所にしようと桜の研究家である笹部新太郎氏の指導を受け、山桜や里桜などが植えられた。
早咲きから遅咲きまで、さまざまな種類の桜がゆっくり楽しめる場所。
西宮のオリジナルの桜や、東日本大震災で被災した津波桜などもあり、表情の違う桜がゆっくり楽しめる場所になっている。
輿水早咲きは、通り抜けの時期には散ってしまうので、近年、震災記念公園横に若木が植えられている。
震災記念公園の方から入ったら、東側に抜けてホロ田神社のコバノミツバツツジの群生を、ぜひ見て帰ろう。住宅街なので、少し道が分かりにくいかもしれないが、スマートフォンがあればそれに頼ってあるこう♪♪
北山緑化植物園の桜(さくら)
阪急バス・柏堂バス停すぐにある、この市立の植物園はとてもきれいに管理されていて、四季折々に綺麗な花が咲くが、桜の時期も圧巻。
園内にはソメイヨシノだけでなく見事な枝垂れ桜もあり、その下でお弁当を広げる人も多い。
植物園は山の斜面の傾斜地を利用されて造られているので、一番奥の下の方に行けば佐々部慎太郎邸に自生した「笹部桜」にも会える。
船坂の山桜たち
お花見・・・といえば圧倒的にソメイヨシノを思い浮かべるが、山桜の魅力も大きい。
吉野の桜ほどではないが、六甲山系も結構山桜が多い場所。
南北に長い西宮の北側にある「船坂」では、山桜を愛でよう!!
「舟坂橋」のバス停を降りると、すぐ横に船坂川が流れているが、そのあたりにも山桜が多い。
珈琲 ベルグの目の前にある山桜も見事!!特等席のカフェはいつも人が多い。
山桜を見ながら川沿いに歩けば、隠れ家のような癒しの森のガーデンカフェレストランAliceもある。
船坂から有馬街道沿いに宝塚の方に降りて行くと「蓬莱峡」がある。
奇岩で有名な場所だが、桜の時期は山桜と白いタムシバが山を飾る。
東山台(西宮名塩ニュータウン)の桜(さくら)
1991年に街開きした住宅地西宮名塩ニュータウン。
斜行エレベータが有名なこのニュータウンは、山を切り開いてできた高低差のある街。
2018年には『東山台桜通り』という通りの名称が誕生したように、東山台のメインストリートは桜に包まれる。
ソメイヨシノがずらりと植えられたメインストリートもきれいだが、塩瀬中央公園円形広場の景色もきれい。
ここからの眺めは雄大で、空が広く、空気もおいしくサイコー!!
遠景広場の斜面には、西宮のオリジナルの桜もたくさん植えられている。
番外編:市内の桜を230円で楽しむバスの旅
桜の街を気軽に楽しめるバスが阪神バスの山手線の循環路線!!
桜の時期、230円でお花見が堪能できる魅力的な路線の車窓をご紹介!!
最後に;市内のお花見スポットの紹介
市内のあちこちをご紹介しておきましょう!
今年は、どちらに行かれますか???