昭和40年(市制40周年)に「サクラ」が市の花として制定され、サクラが積極的に植栽され、西宮の春はピンクに染まる街になってきている。
一方で、鳴尾浜の植物生産研究センターでは、西宮市にふさわしい都市緑化として「さくら」の研究に取組み、これまでにも西宮市オリジナルの品種として「西宮権現平桜」「夙川舞桜」 「今津紅寒桜」「越水早咲き」ができている。
「西宮権現平桜」や「夙川舞桜」は、市内の公園などに積極的に植栽もされてきている。
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今回は、5番目の品種として親木の夙川舞桜の性質を引き継いだ半八重咲きのマメザクラ系新品種が誕生し、その名前の投票が始まった。
今回の桜は、大きくならない品種なので鉢植えなどでも楽しめる。
西宮市オリジナルサクラの愛称候補
1.「夙川姫舞桜(しゅくがわひめまいざくら)」
2.「夙川豆桜(しゅくがわまめさくら)」
3.「西宮っこ桜(にしのみやっこざくら)」
4.「姫舞桜(ひめまいざくら)」
5.「舞桜西宮(まいざくらにしのみや)」
6.「豆桜西宮(まめざくらにしのみや)」
7.「宮の雛桜(みやのひなざくら)」
8.「宮の舞桜(みやのまいざくら)」
上記8つの中からの投票はこちら>>>
<新品種の特徴>
- 系統はマメザクラ系。
- 樹高は低木性で、鉢物栽培が可能。
- 開花はソメイヨシノと同じ頃で、開花後に葉が展開する。
- 花色は蕾の時は先端が淡紅色、開葯時にはほぼ白色になる。
- 花は中~大輪の半八重咲きだが、株が小さい頃は一重咲の花も見られる。
- 花弁の形は楕円形で先端の切れ込みは少なく、波状の花弁がかがむようにつく。
- マメザクラ系であるため、剪定によるコンパクトな樹形に調整可能。