古文書班

調査団 古文書班・200717・所払

変更事項をメモ書きしている小さな文字の中に「所拂」が出てきました。所払(ところばらい)江戸時代における追放令の一種。在方は居村より江戸町方ではその居町より追い払われるもので、追放刑のなかでは一番軽いものであった。それだけに適用範囲もかなり...
むかしのはなし

銘醸地、伊丹と灘五郷

先日、『伊丹諸白』と『灘の生一本』下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷 が伊丹・尼崎・西宮・芦屋・神戸の5市が関係する日本酒文化の地域として、2020年6月19日に日本遺産に認定されたと記事にしました。ふと、どこが一番古いのだろうと気になっ...
古文書班

調査団 古文書班・200708・身躰限り

7月になってようやく今年度の古文書班活動がスタートしました。今までも広い部屋で集まっていましたが、隣の席との間隔をさらにあけるように机の並び方を変えたりして、新しい生活様式下での活動をいろいろ試しています。さて、今年度も引き続き浜石在町宗...
西宮市立郷土資料館

日本遺産認定の下り酒

日本遺産とは文化庁では、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財群を総合的に活用する取組を支援...
.活動報告

令和2年度西宮歴史調査団活動

ようやく令和2(2020)年度の西宮歴史調査団活動開始です。1月末頃から世間を騒がせた新型コロナウイルス(COVID-19)の流行で、感染拡大予防のため2月末から調査団活動はすべて中止となっていました。緊急事態宣言の間などは郷土資料館も休...
竜吐水班

調査団 竜吐水班・江戸丁々火用心道具品数附

『江戸丁々火用心道具品数附』という資料、縦35cm横70cm程の大きな紙にぎっしりと書かれている中から一部抜粋です。国立国会図書館デジタルコレクション『火水風災雑輯(1)』コマ46。タイトル部分には、消防道具のはしご・金棒・さすまた・提灯...
竜吐水班

調査団 竜吐水班・竜骨車と踏車

久しぶりに図書館へ行き国史大辞典で調べると、「りうこし」は竜骨車のことで、竜吐水とは別物になるようです。 (以下一部抜粋)。---------------------------------------------------------...
竜吐水班

調査団 竜吐水班・新板手遊火消道具尽

おもちゃ絵とは、絵双六やカルタと共に、近世後期から近代にかけて製作・出版された千代紙風の図鑑的な知育玩具です。(東京学芸大学附属図書館デジタルアーカイブより)生活の道具を集めた物尽くしのテーマで消火道具尽の資料がありました。国立国会図書館...
竜吐水班

調査団 竜吐水班・消火道具

消防道具の図に名前が描かれていますが読めますか?国立国会図書館デジタルコレクションより『火水風災雑輯(2)』コマ48 上本文には過去の大火についてや火事に対する心得などを少し笑いも込めながらいろいろ書いてあり、ここにはその挿絵部分だけ拡大...
竜吐水班

調査団 竜吐水班・火之用心三十六歌仙

前に紹介した「おゝ津ゑぶし、そうかへぶし」の中の「火之用心三十六歌仙」には和歌をもじったものとそれをあらわす挿絵が書かれています。国立国会図書館デジタルコレクションより 『火水風災雑輯(1)』コマ24 上 タイトルは三十六歌仙だ...
タイトルとURLをコピーしました