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調査団 竜吐水班・龍こし龍吐水

前に「リウコシ」とは何か? 竜吐水か竜骨車か? と書きましたが、
そのふたつが並んで出てくる資料がありましたのでメモしておきます。


国立国会図書館デジタルコレクションより『火水風災雑輯(2)』コマ29 下
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592141

読めない文字は□で入力し、読みやすいよう資料とは違う改行をしています。

    悪はらひ
〇アヽヲうるさゐなうるさゐな まいばん夜づめのごたゐぎに 火の用心とまわりませう 
たみのかまどもにぎわひの。 南北むろ町日本ばし。わが火の元を大切と 
そろそろはじまる火事なし月。 恵方のかたからふくの神。しげしげまわる時津風。
だんなお門をながむれば。 三国一夜のその内に。 天水桶のふじの山。
おにわにつるべ勝手には。かめにも水をくみためて 万事にこゝろをおきごたつ。
火鉢のすみから炭べやの。かんなくづまで気をつけ木。スハ火打箱といふ時は。
さつそくけしずみ火消つぼ。アリヤリヤン龍こし龍吐水。そこがかんじん金棒の。
鹿島にあらぬかなめ石。 自身番にはちうやのばん。げんばにみづを組合の。
月日の行事おこたらず。よまわりきびしきじせつがら あやしき外道がしのびより。
くせことなさんとするところ。此番人がかゐつかんで。西の海とは思へども。
火の元きびしき□なれば。 天水桶へざぶりざぶり
    〇ねづばんのごたゐぎ。おやくかわり□□□□□

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<追記> この口上は落語にも出てくる大晦日の「厄払い」が元ネタではないかと
教えてもらったので、「東西落語特選」より引用してここに並べておきます。
  厄払い
あ~ら、目出度いな、目出度いな、今晩今宵のご祝儀、目出度きことにて払おうなら、
まず一夜明ければ元朝の、門に松竹、注連飾り、床に橙鏡餅、
蓬莱山に舞い遊ぶ、鶴は千年、亀は万年、
東方朔は八千歳、浦島太郎は三千年、三浦の大助百六ツ、
この三長年が集まりて、酒盛りをいたす折からに、悪魔外道が飛んで出で、
妨げなさんとするところ、この厄払いがかいつかみ、西の海へと思えども、
蓬莱山のことなれば、須弥山の方へ、さらーりさらーり
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- 竜吐水調査に関連する調べ物の覚書 -


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