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みる・ふれる 縄文土器

西宮市立郷土資料館サマースクールの4コマ目は辰馬考古資料館で開催です。
2019年8月17日(土)に行われた「みる・ふれる縄文土器」の様子を紹介します。 


まずは学芸員の青木さんからお話を聞きました。
教科書には縄文土器といえば縄目の模様が付いた装飾的な土器が載っていますが、
このような土器は実は長い縄文時代半分以下の期間しか作られていないものです。
また縄目の文様は、初めは土器の表面の凸凹を整えるための作業でついた模様が
だんだん仲間内で何らかの意味を持つ模様を付けるようになっていったそうです。

このようなことがなぜわかるかというと、出土した土器や破片を研究者がしっかり
観察しているからで、 そこで参加者みんなも実際の破片を触って模様や色を確認したり
触ってみてつるつるの面とざらざらの面があるなどを間近で観察してみました。


さらに観察したものを記録する方法の一つとしての拓本を取ることに挑戦しました。
調べたい破片を画仙紙で包み、水分を含ませて間の空気を抜きながら密着させます。
程よく乾いたら拓本専用の墨をタンポという道具で紙の上にそっとたたいて乗せると
模様が写しとられます。


破片はふちの割れ目がデコボコしているし壺などの一部なのでカーブしているので
はじめは扱いが大変そうでしたが、慣れてくると墨の濃さや模様の浮き出し具合など
きれいに仕上がるようになって何枚も拓本を取っていました。


私も体験させてもらいましたが、よく見えていなかった細かい模様が
写しとれておもしろかったです。

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