第29回親と子の郷土史講座の 古代体験~縄文ポシェットを作ろう~ は
上甲子園小学校の村田先生と甲東小学校の西岡先生に教えてもらいました。
<平成25年8月16日(金) 13:00~14:30>
はじめに、授業でまだ歴史を習っていない5年生が多く参加しているので、
縄文時代についてどんな時代だったのかを簡単に説明してもらい(上の写真の
紙テープの赤い部分が縄文時代!長い!)、西宮市でも 上ヶ原のあたりから
縄文時代の石のやじりが出土していますと本物を見せてもらいました。
そのあと、青森県の三内丸山遺跡から出土したヒバの木の皮を編んで作られた
縄文ポシェットといわれる器をクラフトテープを使って再現してみようという
実習になりました。
まずはベースになる底を編みこんでから、ペットボトルをガイドにして側面部分に
なる縦紐を立ち上げ、横紐を編みこんでいきます。
そしてある程度の高さができたら口の部分の縦紐を折り返して編み目の隙間に
差し込んで整えたら出来上がりです。
ホチキスやノリで止めなくてもちゃんと形になるものなんですね。
カラーのクラフトテープを使ったので、可愛い仕上がりになりましたが、これは
網代編みという現在の工芸にも使われる編み方だそうです。
縄文時代といえば原始的な生活をしていたというイメージがなんとなくありますが
なかなか細かい加工や作業もしていたと知り勉強になりました。