郷土資料館サマースクールの講座の一つ、2019年8月3日(土)に行われた
「夏休み親子紙すき」の様子を簡単に紹介します。
名塩和紙学習館に参加者10家族ほどが集まり、まずは自分の作品が分かるように入れる
名前やマークの小さいカードを作ります。
そのあとビデオで名塩和紙の歴史や製法を勉強してから紙すき体験です。
まず初めに指導員の八木さんからすきげた(紙をすく枠で今回ははがきサイズ)の
動かし方を教わり、そのあと実際にすいている様子を見学し、いよいよ体験です。
指導員さんは5~6人いるので初めは丁寧に教えてもらっていましたが、慣れてくると
子供たちは自分でどんどん作業を進めています。
この施設は小学3年生ぐらいの学習を想定して作られているので、すき舟(和紙の原料が
入ってる作業場所)のサイズが高い子供もいましたが、踏み台も用意されていて
ちゃんと手が届いて作業することができます。
はしゃぎすぎて親に怒られている子、黙々とすきげたを動かす子、模様パーツを
いっぱい並べる子、などそれぞれに楽しそうに作業していました。
なので子供の作業の手伝いばかりでなかなか自分の体験をできない親もいたようです。
乾かした後、一週間ほどで完成品が手元に届くのが楽しみですね。