毎年夏休みに開催していた、小学校教師が講師を務める小学5~6年生向きの
歴史講座 「親と子の郷土史講座」 がリニューアルし、郷土資料館や博物館の
学芸員がその専門性を生かした講座をおこなう内容になりました。
2019年8月4日(日)に行われた「アミアミ・ワーク」の様子を紹介します。
はじめに、西宮の海にも昔は漁師さんがいたんだよということで、特集展示の
「すなどりの具」に展示されている実際に使われていた漁具を見学しました。
魚を捕るための網は海中に壁を作るように仕掛けるため、片方にはおもりを付けて沈め、
反対側にはウキを付けて海面に浮かべます。
そのウキはガラスで出来ていたので割れないよう守るため網の袋で包んでいて、
今回のワークショップではその網を編む技術を体験してみようというものでした。
目標はゴムボールを包めるぐらいの大きさの袋です。
西尾学芸員の指導の下、底になる輪からスタートしますがさっそくむつかしいかも。
底の輪が出来たらそれに沿って小さな輪を作り中にひもを通していく作業を繰り返し、
花のような形に編み進めて段を増やしていくと袋状になります。
網目の拾い間違いや向きの間違いなど、時々やり直しもあったりして終了時間を少し
オーバーしてしまいましたが、みなさん何とか形になったようです。
もっときれいに作りたいと帰ってから再チャレンジする人はいるでしょうか?