香苗

古文書班

調査団 古文書班・世

「世」の漢字をもとに出来た変体かなは「せ」と読んでいました。しかし、本文の名前を「下女ちせ」(下左)と読んだ後、変更事項について追記してある部分を読むと「下女ちよ 暇遣す」(下右)と読めます。くずし字辞典を見ると、「よ」の元の字は「与」が...
竜吐水班

調査団 竜吐水班・江戸東京実見画録

『江戸東京実見画録』という本にも竜吐水の事が少し書かれていました。天保13(1842)年生まれの筆者が若いころに見た江戸東京のあれこれの思い出を明治の終わりころに書き残したものなので、記憶違いなども多少あるようですが火事の事や竜吐水のこと...
竜吐水班

調査団 竜吐水班・横浜の消防器械

横浜と神戸の外国商館などを銅版画で描いた『日本絵入商人録』(明治19年)から横浜居留地の消防署などを参考として。(国立国会図書館デジタルライブラリーより)238番 横浜消火組 (コマ27)消防道具は見えませんが、手前の小屋と立派な火の見櫓...
竜吐水班

調査団 竜吐水班・消防ポンプ販売店

『東京商工博覧絵』には消防ポンプを売っている絵もありました。東京商工博覧絵 第二編 上 東京商工博覧絵 第二編 下 鉄物商の川口三郎兵衛店には取扱商品のトップに消防ポンプの絵があり(左上)、店先にも同じものが置かれています(中央下)。下左...
竜吐水班

調査団 竜吐水班・明治の竜吐水屋

明治期銅版画による商店紹介冊子の『東京商工博覧絵』から関連して、類似の冊子の中から大阪神戸を紹介したものを見ていると、以前調べた竜吐水屋の名前を見つけたので書き出しておきます (国立国会デジタルライブラリーより)。 浪花諸商独案内(...
竜吐水班

調査団 竜吐水班・東京商工博覧絵

たまたま見ていた明治時代の資料に竜吐水を見つけました。『東京商工博覧絵』は当時の商店や事業所などの様子を銅版画で表したもので、第一編は明治16年、第二編上下は明治18年に発行されました。これは制作者側が企画して掲載希望者を有料で募集した商...
古文書班

調査団 古文書班・暇遣

はじめて見た記載に「暇遣す」があります。 ぱっと見たときは「暇出す」かとも思ったのですが、横線が一本多いかな?今までは移動の理由は「引越」「同家」「養子」「縁付」「不縁」などで行ったり来たりすることがほとんどでした。 -新型コロナウ...
古文書班

調査団 古文書班・別家行く

縁組でない移動の理由には、引越・同家・変宅・別宅などがありましたがちょっと違う「別家」というものも出てきました。それぞれに別の意味があるのかないのか、謎が深まるばかりです。 -新型コロナウイルスの感染拡大防止のため活動休止中 (2...
古文書班

調査団 古文書班・時宗の旦那寺

初めて出てきました、兵庫津の和田岬にある時宗の真光寺。時宗の開祖一遍上人が今の真光寺の場所のお堂で病に臥せっていたときに、「明日は和田神社に西宮神社産宮参りがあって、知り合いの神主が来るから会うまでは死ねない」と言ったというエピソードが『...
古文書班

調査団 古文書班・コロナ流行で再び活動中止

西宮歴史調査団の古文書班は、春の緊急事態宣言解除後は3密にならないよう広い部屋で窓を開け換気をして顔を合わさない向きに離れて座るなど、感染拡大しないよう十分に注意して調査活動に取り組んでいました。昨年度から取り組んでいる浜石在町宗門帳です...
タイトルとURLをコピーしました