2021年度の西宮歴史調査団の活動は、3度目の緊急事態宣言などにより
郷土資料館に集まっての調査活動を控えています。
そこで古文書班は、宗門帳を撮影した画像データをもとに、団員各自が自宅で
パソコンを使って内容を入力するという方法で調査することになりました。
浜東町・浜石在町に続いて、浜久保町の宗門帳になります。
西宮町という大きな町の中の隣町なのでそんなに違うこともないだろうと
思っていたのですが、書式にいくらかの違いがありました。
特にびっくりしたのが、同家(同居人)が戸主のように印を押していること!
今までの調査分では、戸主家族の最後に名前が書かれているだけなのが
ほとんどだったので、それが標準と思っていると「これは何だ?」でした。
まだこの一冊しか見ていないのではっきりしたことは分かりませんが、
おそらくこの帳面は寺ごとにまとめて書くことを優先しているようで、
同家先と旦那寺が違う場合には別々になってしまうのではと思われます。
今までならこういう時はその場ですぐみんなに相談して、こっちにもあった!
とか想像妄想たくましい仮説など盛り上がれるのですが…、残念。
-新型コロナウイルスの感染拡大防止のため自宅にて調査作業中-
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