古文書班

調査団 古文書班・為野藤次郎

以前、芦屋親王寺のふすまの下張りはがしの手伝いの時に見かけた資料の「西宮札場筋南久保町 為野東二郎」に関係のあると思われる人物が浜久保町宗門帳の調査中に出てきてびっくりしています。「藤次郎」と「東二郎」の漢字が違うのは、江戸時代には音が同...
.活動報告

調査団 交流会・211106・高野四社明神画像

新型コロナウイルスの感染拡大防止のために集まる事を控えていた西宮歴史調査団の定例会(交流会)が約一年ぶりにあり、団員の顔合わせと今後の活動方針の説明を簡単に済ませました。感染流行の様子を見ながら各班での調査を再開はするものの、毎月全体で集...
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調査団 古文書班・旦那寺いろいろ

最近の調査で新しく見かけた旦那寺です。今調査中の浜久保町宗門帳では宗派ごと寺ごとにまとめて書かれていて、「○○宗」と書いたタイトルページの後にその宗派の寺がつづくので、各ページの個々の寺名の前には宗派は書かれていません。 真言宗摩耶...
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調査団 古文書班・当て字の名前

当て字というのもちょっと違うのかもしれませんが、名前に使われている漢字に首をかしげたくなることがたまにあります。 はじめ見たときは見当もつかず、調べてみて「佶(きつ)」という字があると分かり、「佶松」「佶右衛門」「五郎佶」「藤佶」と...
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調査団 古文書班・代判人の住所

借家家主の住所が、今までの浜東町宗門帳などと違ってきていますが、代判人の住所もずいぶんあちこちに散らばっています。 成人男性は一人前として自分のはんこを持って使っています。まだ若い(幼い)男子や女性(年齢関係なく)には、保証人という...
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調査団 古文書班・変体仮名

今私たちの使うひらがなは一音につき一文字ですが、明治時代中頃に教育方針としてそのように決められるまでは一音にいくつもの文字が使われていました。例えば今の「に」は「仁」という漢字を元に出来たひらがなですが、「爾」や「耳」を元とするひらがなも...
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調査団 古文書班・相州浦賀罷下

以前「江戸表へ罷下」という記載について紹介しましたが、浜久保町宗門帳にも似たような内容がありました。戸主がいない間は代判人が立つのは同じですが、今回のケースでは年度内に帰ってきまた出ていくという様子がわかっておもしろいです。この宗門帳が作...
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調査団 古文書班・事務作業のメモ

宗門帳は西宮町では毎年10月はじまりで提出されていました。今私たちが調査しているのはおそらく町が持っていた控えの帳面で、町民の動向を把握して次年度の作成用にいろいろ記録されています。過去の紹介例 → 引越・縁付・養子・死亡など今までに調査...
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調査団 古文書班・削除の記号

今まで調査した浜東町宗門帳などとの違いは、削除の方法にもありました。何か変更があった場合、毎月の確認の印を押している横に小さな文字でその内容を追記してメモしているのはあまり違いはないようです。ただ今までは死亡したり引越したりしてこの帳面か...
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調査団 古文書班・借家の家主

浜久保町宗門帳の調査を始めて、今までの浜東町宗門帳などとの違いのひとつに、借家の家主(所有者)の住所があります。市庭町・馬場町など西宮町の西側の町方で浜久保町に近い町名が見られるようになってきました(下画像は名前部分を省略しています)。 ...
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