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上ヶ原用水路をたどる

関学の裏にある西宮市指定文化財「史跡上ヶ原用水路」に関する展示が
おこなわれているので(2012年10月2日(火)~11月25日(日))、関連して
以前(2009年)歩いてみた時の様子を紹介します。

この上ヶ原用水路は、慶安年間(1650年頃)に摂津国西成郡佃村の二名が
許可を得て上ヶ原台地の開発するのに伴い、仁川上流の社家郷山の水を
湯ノ口から仁川大井滝を経て上ヶ原新田へ引いたものです。

大井滝の上流の五ヶ山からの水を利用していた大市庄五ヶ村(段上・上大市・下大市・
門戸・神呪)と分水の割合を決めましたが、水の確保についてなにかと問題がおきてた
ということが展示からもわかります。


この湯ノ口からの水路の中で、大井滝取水口から上ヶ原分水樋までの水路部分が
文化財として指定されていて、上ヶ原分水樋を中心に歩いたところを写真で紹介します。

仁川の地すべり資料館のちょっと北まではふつうに行けますが、この上流は立入禁止に
なっていたのでやめましたが、このずっと先に大井滝があるはずです。
仁川の河原のほうから行く事は出来るらしいのですが、それもちょっと大変らしいです。
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民家の間を流れた水路は関学の裏手にある分水樋で分かれます。
3村への分配率に基づいた幅に樋が切られているのがよく分かります。
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分水樋を出た神呪村への水(青点線)はすぐ折り返し、門戸村への水(緑点線)も
ちょっと直進したあと、どちらも関学構内を流れ、構内の池に流れ込んだあとは
暗渠になってはっきりと分かりませんがそれぞれ南へ下っているようです。
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神呪村への水路
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門戸村への水路
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上ヶ原台地への水路はまっすぐすすみますが、かなり進んだ先で暗渠になって
その先はよく分からなくなりました。
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今でこそ農業用水に使われることは少ないですがゼロではないんだなと、
水路をたどりながらところどころにある田畑を見て思いました。

 

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