西宮歴史調査団は各班ごとの活動日のほかに毎月一度全員で集まって
勉強会や打ち合わせなどを行っています。
今月は文化財ミニ研修で「慶長十年摂津国絵図」やその他計4点の絵図の
現物を見て、さらに史料を痛めないように取り扱う方法を勉強です。
唾が飛ばないようマスクは必須、ひっかけて破かないように腕時計を外し
うっかり落とさないよう胸ポケットのペンなども出しておきます。
白い手袋も必須のイメージがありますが、手袋だと和紙のささくれた繊維を
ひっかけてもわかりにくいので、紙史料に関して言えば素手の繊細な感覚で
扱う方が安全なようです(もちろん手をきれいに洗ってよく乾かしてから)。
細部は「にしのみやデジタルアーカイブ」https://archives.nishi.or.jp/ を
利用すれば拡大して見れるのが良いのですが、やはり現物を見るというのは
物の持つ迫力が違いますね。
-活動日2018.5.12.(土) 郷土資料館にて-
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