尼崎市立地域研究史料館でのふすまの下張り文書はがし作業に参加している
関係から、芦屋の親王寺の屏風解体調査にも参加させてもらいました。
六曲一双の屏風がまだほぼ屏風の形をしているので、まず外枠をはずして、
骨組みから下張り部分をはがさないといけません。
(いつも尼崎ではこの骨組みから外された状態からの作業をしています)。
一見すると不要になった帳面を貼り込んでいるだけのように見えましたが、
大小さまざまな厚みもいろいろの切れ端や墨絵(下書き?)や軸装の唐紙のような
ものまで貼られていて、このあとのはがし作業がかなり大変そうです。
また屏風の構造が分かってないと骨組みから外す作業もどう処理するのが
よいのか迷うところもあるので、ちょっと勉強しておかないといけないですね。
「歴史資料ネットワーク」活動報告ブログ記事
http://siryo-net.jp/activity/20170627-shinnoji/