ふすまの下張り文書はがし作業

尼崎市立地域研究史料館でのふすまの下張り文書はがし作業に参加してきました。
今回も琴秋閣(きんしゅうかく)という旧秋岡政次郎邸に使われていたふすまです。

初参加の人は説明からですが二回目の私は早々に作業班に加えられ、先輩や
学芸員さんの手伝いをしながら、全体の記録写真撮影や、はがす前の状態を
調査台帳に記録したり、はがした文書一枚ずつに資料番号を付けたりという
前回とは違う作業も勉強しました。

九州国立博物館を中心とした九州と山口の博物館が連携して文化財の防災や
減災を研究するという事業のメンバーの見学もあり、熊本では地震で被害を
受けたふすまがたくさん持ち込まれて大変だそうです。

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前回参加したときに取り出せた出納帳などについての考察などをまとめた資料も
用意されていて、自分の作業から何らかの成果が出るのはうれしいですね。
大変な作業ですがまた参加したいと思いました。

 

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尼崎市HP「尼崎こんな歴史」ふすまの下張り(したばり)文書とはがし作業
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/sogo_annai/history/022topix/022topix13.html

『地域史研究』第114号
襖下張り文書の保全と活用-市民ボランティアとともに- 松下正和
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/publishing/bulletin/contents/pdf/00114141.pdf
尼崎市立地域研究史料館の下張り文書はがし作業について 城戸八千代
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/publishing/bulletin/contents/pdf/00114159.pdf

尼崎市立地域研究史料館
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/events/shitabari/
https://www.facebook.com/AmagasakiMunicipalArchives/

 

 

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