尼崎市立地域研究史料館でのふすまの下張り文書はがし作業に参加していますが、
それに関連した歴史講座があったので参加してきました。
第16回神戸・阪神歴史講座(第13回尼崎歴史講座)
ふすまから出てきた歴史-文書のはがし作業から整理・公開にいたるまで-
2017年3月25日(土) 13:30~16:00 尼崎市中央地域振興センター
http://kaeru.la.coocan.jp/kobe_hanshin_history/
尼崎での下張りはがし作業で指導していただいている先生方がお話をされて、
尾立和則さんからは三木市玉置家のふすまから出てきた長崎版画など絵画の紹介、
松下正和さんからは台風被害などからの文化財レスキューや播州地方での活動の紹介、
河野未央さんからは尼崎の琴秋閣の下張りはがし作業の活動報告、などでした。
琴秋閣の作業についてはまだはがし作業が進んでいるという程度の状況なので、
これから内容について調査をしていって年度末には研究(途中)発表の報告会が
出来るようにしたいということだったので、たのしみです。
三木や姫路での活動に参加されている方も聞きに来られていて「はがす作業が
楽しくて」とおっしゃっていたので、私もきれいにはがれるとうれしいので
こういう気持ちで参加してていいんだと安心しました(笑)
また、はがした文書の内容を読んでいく作業も面白そうだなと気になりました。
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尼崎市HP「尼崎こんな歴史」ふすまの下張り(したばり)文書とはがし作業
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/sogo_annai/history/022topix/022topix13.html
『地域史研究』第114号
襖下張り文書の保全と活用-市民ボランティアとともに- 松下正和
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/publishing/bulletin/contents/pdf/00114141.pdf
尼崎市立地域研究史料館の下張り文書はがし作業について 城戸八千代
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/publishing/bulletin/contents/pdf/00114159.pdf
尼崎市立地域研究史料館
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/events/shitabari/
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