毎年1月26日の文化財防火デーの頃にお寺などで防火訓練が行われています。
今年は竜吐水を調査している関係でこういったことも見学しておこうとなり
生瀬の浄橋寺での防火訓練を見に行きました。
消防団生瀬分団と北消防署の消防車が出たり、地元の人の浄橋寺自衛消防隊も
参加して、万が一火事になった時に備えて放水訓練を行いました。
そのあと、本堂の軒先に吊るされている竜吐水について調査をしました。
明治15年に作られて村で持っていたものを昭和41年にお寺に寄付されたと
いうことが側面に書かれていました。
なんで使わなくなったときにこんな重いものを吊るすんだろうという話に
なりましたが、お城の屋根の上にチャチホコが乗っているように火除けの
おまじないなのかも、というのが私が今のところ納得している考え方です。
-活動日2016.1.17.(日) 団員5名+学芸員1名-
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