*

調査団 竜吐水班・150614・活動開始

      2015/07/23

今年度から、竜吐水(りゅうどすい)班がスタートしました。
まずは担当学芸員からメンバー募集の案内を兼ねて竜吐水の説明がありました。

150613CIMG3308
竜吐水とは江戸時代の中頃にオランダから伝わった手動の二人用消火ポンプで、
その40年ほど後の明和元(1764)年には国内で作られたものが江戸の町火消に
配られていたとの記録が見られ、明治時代の初めころまで使われていたそうです。

明治時代初めの竜吐水の販売引札(チラシ)や、一人で使える大きな水鉄砲のような
腕用ポンプと言われたものなどを見せてもらいました。
竜吐水にしても腕用ポンプにしてもそんなに水の勢いがあるわけではないので
消火の有効性に疑問が残り、延焼を食い止めるためには焼ける前に隣の建物を
破壊してしまうという消火活動が主流だったそうです。

150613CIMG3311
150613CIMG3313
そんな道具が今も残されてないか探してみようということで、寺社や消防団や
自治会館などに聞き込み調査をする予定だそうです。
そして同時に町の安全遺産ともいえる火の見櫓もどれくらい残っているものか
調査してみようということになりました。

私もいつの間にかメンバーに加えられていたので(笑)、公開できる範囲で
活動を紹介していきたいと思います。
もし興味のある方がいたなら、郷土資料館までお問い合わせくださいね。

 

-活動日2015.6.14.(土)  団員5名+学芸員1名 郷土資料館にて-

西宮歴史調査団についてのお問い合わせは西宮市立郷土資料館まで。
西宮市川添町15-26  tel:0798-33-1298  月曜休館

 

 -竜吐水班

  関連記事

調査団 竜吐水班・160709・収蔵品調査

各地の消防分団など調査に行っている竜吐水班ですが、西宮市立郷土資料館に 収蔵している竜吐水について調

平成29年度西宮歴史調査団活動報告会

西宮歴史調査団の一年間のまとめである活動報告会がありました。 今年度はスライドを見てもらいながら話し

調査団 竜吐水班・161115・大庄屋岡本家

瓦林の大庄屋岡本家にも竜吐水が残っているということで調査に行きました。 こちらには二台の竜吐水が残さ

西宮歴史調査団の過去・現在・未来

さくらFMで放送中の「西宮徹底解剖」7月のテーマは西宮歴史調査団です! 古文書班・石造物班・橋梁班・

調査団 竜吐水班・190326・名塩分団

年度末の報告会は終わりましたが、その後も年度内ぎりぎりまで調査活動をしました。 今回は名塩分団に伺っ

【中止】令和元年度西宮歴史調査団活動報告会

新型コロナウィルス感染症の国内での感染発生に伴い、 西宮歴史調査団2019年度活動報告会は中止となり

調査団 竜吐水班・190423・古文書解読

竜吐水班は新メンバーの参加はなく、引き続きぼちぼちと調査を進めます。 なのですが、なぜか今年度初回の

調査団 竜吐水班・180522・北村源兵衛

生瀬の浄橋寺にある竜吐水を制作した北村源兵衛の御子孫が今もいらっしゃると わかり、大阪玉造にある株式

調査団 竜吐水班・151110・甲東地区消防分団

今年度からの「竜吐水(りゅうどすい)班」の現地調査へ行ってきました。 まずは甲東地区の消防署と消防分

調査団 竜吐水班・180705・喞筒型録

今年5月には西宮消防局に保存されている喞筒(そくとう)と呼ばれる金属製の 消防用ポンプなどを調査に行

  Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です