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調査団 竜吐水班・草双紙の竜吐水(その2)

      2020/07/24

竜吐水の挿絵がないかと国立国会図書館デジタルコレクションを探しました。
1710年~1799年の草双紙を見終わって二つしか見つけられなかったのですが、
ひとまず記録しておきます。

NDL『草双紙年代記』コマ11。  天明3(1783)刊
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9892589

———– あらすじ ———————————————————
陽成院の御代に大日照りがあり神泉苑で雨乞を行うことにし小野小町を召した。
かねてより小町に心をかけていた大友黒主は、小町の恋人の四位少将兼連を
讒言し小町を奪い取ろうとしたが、小町の乳母子の般若五郎の助けにより2人は
駆け落ちし、浅草に住む小野家ゆかりの小左衛門の世話で町人姿になり身を隠す。
少将は近所なので雷門の雷と知り合い、助けを借りて雨乞をして無事雨を降らし、
帝のそばへ召し帰される事になった。
大友黒主も昔のような野暮はやめて、小町と少将は仲睦まじく暮らした。
———————————————————————————-

雷門の雷は少将に雷は自分が鳴らしてやるから雨を降らせる算段をしろと言い、
「竜吐水をたんとあつらえ…(略)…雷が太鼓をどんと打ちきると、少将が鏡を
両手に持って見得あり、大勢人足を頼んでかの竜吐水を押さするゆえ…(略)…
大勢火吹き竹を虚空を目当てに吹くゆえ大雨大風大雷」という場面の挿絵です。


見開き画面の右下には竜吐水が二台描かれていて、本体側面には製作所の
焼印のような四角い模様が見えています。
画面左端の人は竜吐水に水を汲み入れるためか手桶で水を運んでいます。

本文には「りうとすい」と書かれていますが、竜吐水本体の中にセリフとして
「りうこし」が云々とあって(よく読めない)、「りうこし」問題はまだ続きます…。

- 竜吐水調査に関連する調べ物の覚書 -


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 -竜吐水班

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