*

阪神沿線ごあんない―にしのみやの郊外生活―

      2015/08/13

西宮市立郷土資料館で開催の、阪神沿線7館合同企画展 阪神沿線の文化110年
『阪神沿線ごあんない―にしのみやの郊外生活―』展へ行ってきました。
これは阪神電鉄開通110年を記念して、阪神間の博物館や美術館がそれぞれの
特徴を生かした企画展をするもので、郷土資料館では駅ごとにそのまちの
発展の様子を紹介する展示となりました。

(展示室内は撮影禁止ですので許可をいただき撮影しています)
150718CIMG4340tx
入口にはまず大きな鳥瞰図。
鉄道網の発達により全国的に観光ブームが起こったころに観光用鳥瞰図を
たくさん制作したのが吉田初三郎で、中央部を詳細に描写しながら左右の端は
U字型に折り曲げて実際には見えるはずのない遠景を描いていますので、
展示されている西宮を描いた図の隅っこには大阪城も見えます。

もっと近づいて細部をじっくり見たいのですが、昭和11年の額装作品は距離が
あるし、昭和26年の冊子は小さいし(市役所1F通路に拡大版が展示されていますが)、
デジタルデータで好きなように拡大できるようなのがあるといいですね。
(追記:よく見えるようオペラグラスが備え付けられたと聞きました。8/1)

150718CIMG4341x 150718CIMG4343x
展示室では、西宮の市役所や市立図書館、香櫨園の遊園地、鳴尾の競馬場や
イチゴや百花園、甲子園の阪神大博覧会や阪神パークや甲子園大運動場、
今津の酒造業などいろいろな展示がありましたが、なんだかレジャー施設が
特に集中しているような感じがしますね。

また、江戸時代に門戸村の代官だった中島家に西宮の辰馬吉左衛門の三男鹿蔵が
養子に行って成教と名乗った人物は、阪神電鉄の設立経営に関わったそうで、
この史料がまとまって紹介されるのはなかなかないようです。
書類ばかりの史料でちょっとむつかしいのですが、学芸員の解説があるときに
見に行って教えてもらえたらなと思います。

150709CIMG4026x

阪神沿線7館合同企画展 阪神沿線の文化110年
「阪神沿線ごあんない―にしのみやの郊外生活―」
2015年7月18日(土)~8月30日(日) 月曜休館 入館無料

8月1日(土)14時~ リレートーク「西宮モダニズム」
.     (大谷美術館にて大谷・白鹿・資料館学芸員によるリレートーク)

8月8日(土)10時~ 特別展示解説会 (郷土資料館にて)
150808CIMG4532x 150808CIMG4541x

同じ建物にある西宮市立中央図書館入り口でも、阪神間モダニズムに関連した
西宮に関する写真の展示をしています。
150812CIMG4690

 

 -むかしのはなし, 西宮市立郷土資料館, , , , ,

  関連記事

「西宮町人の生活と文化ー江戸時代の日記を読み解くー」

第32回特別展示「西宮町人の生活と文化ー江戸時代の日記を読み解くー」が始まりました。 http://

西宮モダニズム「枝川・申川」

鳴尾公民館講座 2015年8月10日(月)開催 西宮モダニズム 枝川・申川 -甲子園に消えたふるさと

昌林寺

西宮歴史調査団の月例会で、JR西宮の少し南にある津門の昌林寺に 文化財見学に行きました。

西宮の横穴式石室について

2016年12月20日(水)の歴史講座「西宮の横穴式石室について」を聴講した 感想ご紹介します。 講

夙川周辺の文化財をめぐる

さくらFMの「まちたびラヂヲ」特別編でラジオの生放送と一緒に現地を見学するウォークで、夙川周辺を歩い

銘醸地、伊丹と灘五郷

先日、『伊丹諸白』と『灘の生一本』下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷 が伊丹・尼崎・西宮・芦屋・神戸

西宮地域の宗旨人別帳

郷土資料館の第44回特集展示「西宮地域の宗旨人別帳」の後期展示が始まりました。 前期展示は学芸員が調

生瀬・木之元の地蔵を訪ねる

平成25年5月18日(土)、「生瀬・木之元の地蔵を訪ねる」ハイキングに参加してきました! お地蔵さま

no image

西宮モダニズム 「えき」と「まち」

鳴尾公民館講座 2014年8月11日(月)開催 西宮モダニズム 「えき」と「まち」 -なぜ駅はそこに

震災から20年を迎えて

阪神淡路大震災から20年の今年は特集記事や記念行事などいろいろな面での 振り返りの企画が見られますが