高畑町遺跡展(1)

第38回特集展示 「高畑町遺跡展(1) ~古墳時代から鎌倉時代の木製品~
2012年4月24日(火)~7月15日(日)  西宮市立郷土資料館

6月20日(水)に歴史講座「西宮の古代氏族」がありましたが聴講出来ませんでしたので
展示の様子を簡単にご紹介します。


高畑町遺跡は西宮北口の阪急西宮ガーデンズ辺りにある遺跡で、再開発に伴って
何年にもわたって何度かの発掘調査が行われ、古墳時代から室町時代までの
長い期間の遺構が確認されたそうです。

西宮市立郷土資料館

井戸枠  木簡

高畑町遺跡から出土したものは、木簡・斎串・木錘・曲物・田下駄・腰掛形木製品などの
木製品のほか、和同開珎、古瓦、墨書土器、須恵器のすずりなど珍しいものがあります。
また、桶で枠を作ってある奈良時代の立派な井戸などもあり、これらをあわせて考えると
古代官衙(こだいかんが・役所のこと)があった可能性もあるそうですが、建物跡が
発見されていないので確定は出来ないそうです。

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