古文書班

代判を押す人が変わって、冊子の途中から判子が変わっているケースがありました。

以前にも紹介しましたが、またまた備中屋利助さんの登場です。

名前の上に白い貼り紙があって削除？されている熊蔵について但し書きがありました。

西宮町は幕府領で大坂町奉行所の管理下にあったので、西宮町宗門帳は大坂での 形式にちかいものだそうです。

西宮歴史調査団古文書班の平成25年度の活動が始まりました。

たまたま担当した一冊目の安政六己未歳(1859)十月借家一向宗門帳と たまたま次に手にした二冊目の嘉永四辛亥歳(1851)十月借地一向宗門帳に 同じ家族を見つけました。

嘉永四(1851)年借地一向宗門帳は50軒ほどだったので早く終わり、 次は翌年嘉永五(1852)年分に取り掛かりました。

二冊目は借地人の帳面を担当しました。 基本的な内容は今まで取り組んでいた借家人の帳面と同じです。

「濱東町　安政六己未歳十月　借家　一向宗門帳」に出てくるたくさんの屋号の中から 屋号をいくつかピックアップしてみました。 職業を表しているだろう屋号 樽屋、海藻屋、煙草屋、豆腐屋、 　飴屋、紙屋、材木屋、鍛冶屋、網中屋、箔屋、など 　　　...