調査団 古文書班・130604・備中屋利助

以前にも紹介しましたが、またまた備中屋利助さんの登場です。

似たような年代の借地住人の宗門帳を読んでいるので、もちろん他にも同じ人が
出てきているはずですが、特徴ある判子で覚えやすかったのでつい目がいきます。

嘉永四(1851)年十月 借地 一向宗門帳
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安政四(1857)年十月 借地 一向宗門帳
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安政五(1858)年十月 借地 一向宗門帳
借地の帳面にはまだ利助さんは記載されているようです(原本はもうしまわれていて
翻刻を担当した人の書き写したノートを見せてもらいました)。
ただ訂正の但し書きがたくさん書かれているようですが、通常は引越しの
理由までは書かれていないので、読めても理由はよく分からないと思います。

安政六(1859)年十月 借家 一向宗門帳
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たとえばこんな風にある家族をとりあげて歴史を追うなどの研究をするための
基礎データとなるものを今一生懸命解読しているところです。

     -活動日2013.6.4.(火) 団員7名+学芸員2名 郷土資料館にて-

 

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