古文書班

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調査団 古文書班・160323・年寄

年度末の最後の活動日、ちょうど一冊が終わりました。 字の読みやすさやページ数の多少などいろいろ違いはありますが、 まる4年で 8冊を読むことが出来ました。 新年度からの9冊目は天保6(1835)年の一向宗門帳ですが、 町のまとめ...
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調査団 古文書班・160318・嫁

  宗門帳には戸主を筆頭に家族の名前と戸主との続柄が書かれています。 親夫婦と息子夫婦が一家にいる場合は「戸主・女房・倅・女房」と女房が 二人いるようですが、倅の次に書かれているのはもちろん倅の女房です。 宗門帳には「嫁」とは書かない習...
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調査団 古文書班・160224・浜方庄屋

いま担当している宗門帳の終りの方のページに「濱方庄屋」が出てきました。 なんとなくえらい人は一番前に書かれるようなイメージだったのですが…。 (右は以前も紹介した他のメンバーが調査しているものに出てきたページで 年代を忘れたのですがた...
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調査団 古文書班・160219・養父

続柄のいろいろを紹介していますが、初めて「養父(ようふ)」がありました。 パッと見て「養」には見えないのですが、父に接続する続柄を考えて「義父」でも ないようなので、意味合いから考えて「養父」だろうということにしました。 ...
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調査団 古文書班・160211・女性の名前

前の古文書班の記事で紹介した人ですが、「ゆか」さんです。 まず見たものは変体仮名の「遊可」と書かれていて、「ゆ」は「由」を 使うことが多いのでちょっと変わってるなと思いました。 前回のようにさらにたどっていくと、そちらには「遊哥」...
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調査団 古文書班・160127・人の移動

四井屋ゆかの家に「同町当舎屋久右衛門の姉ひさと祖母妙厚を辰年三月に引き取る」 と追記があって、二人の名前が貼紙で追加されていました。 妙厚って仏門に入ってるんだろうなぁというちょっと特徴ある名前で、どこかで 見たような気がすると思って...
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調査団 古文書班・160114・活動報告準備

今日は調査団活動への参加を考えているという方が見学に来られて いましたが、そろそろ新年度メンバーの勧誘も兼ねた活動報告会の事も 考えないといけない時期です。 例年の活動報告発表会は3月第2土曜日の朝からでしたが、もっと 一般の人...
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調査団 古文書班・160106・よく似た崩し字

新春早々の調査活動日でした。 先月は都合悪く出席できなかったりしたのでほぼ一月ぶりで、なんとなく 頭もさえないし古文書の辞書を持って行くのも忘れてしまいました…。 またまたよく似た字が登場しました。 「嘉」と「喜」ですのでも...
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調査団 古文書班・151202・続柄表記

以前まとめた続柄表記ですが、また新しいものがありましたので追加します。      今は伯父伯母は親の兄姉で、弟妹なら叔父叔母とも書きますが、この当時に 宗門帳でそこまで書き分けていたのかはいまのところわかりません。 また「同家従弟」(...
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調査団 古文書班・151125・印判師

律令時代に中国の風習で官印(役所名の印・金印の漢委奴国王のような四角くて 大きめのイメージ?)が伝わって古代日本でも使われるようになるが、官印に 書き添えた個人の名前の自署から発展した花押(かおう)が主流となるそうです。 その後戦国時...
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