西宮市歴史調査団の現地解説会の様子を写真で簡単に紹介します。
普段どんな調査をしているのかを現場に行って実際に感じてもらい、活動を
広く知ってもらうためのハイキングで、今回は旧西宮町近辺を歩きました。
一回目の西宮歴史調査団と歩く今津・甲子園の様子はこちらの記事を
二回目の甲東村の様子はこちらの記事をよろしければ読んでみてください。
2013年11月9日(土)の朝、西宮市立郷土資料館に集合して、まずはじめに
古文書班の活動紹介です。
普段調査している宗門帳や江戸時代の西宮町の地図などを展示しました。
そのあといよいよハイキングスタートで、まずは橋梁班が図書館横の翠橋、
古文書班が西宮神社横の圓満寺を紹介。
西宮神社では石造物班の各チームがいろいろな石造物を紹介したり調査方法を
実演してみたり、熱心に説明をします。
赤門前からの道は中国街道の一部でこのあたりに西宮町が発展しました。
西宮町の西端(西宮神社あたり)から東へ向かって、地蔵班が本町の地蔵を
紹介しながら歩きますが、まちなかのいろいろな所にひょっこり姿を現します。
旧西宮町の東端、六湛寺川と東川が並列したあたりに架かる43号線の南の橋は、
六湛寺川は市が管理する都市下水路、東川は県が管理する二級河川なので
どちらも染殿橋となっていますが下の写真のように橋の様子がかなり違います。
六湛寺川の橋の欄干はちょっとボロボロになってますが、5年以内ぐらいに
昔の姿に戻すような工事をする予定なのだとか。
東川に架かる橋の欄干(左の川の上)はあっさりした作りですね。
浜東町の宗門帳でおなじみの信行寺や正念寺の横を通り、戸田町にある地蔵を
いろいろ見て、数年前の調査以降、すでに無くなっているものもあるという
話などを聞きながら、阪神西宮駅で解散となりました。
西宮歴史調査団についてのお問い合わせは西宮市立郷土資料館まで。
西宮市川添町15-26 tel:0798-33-1298 月曜休館