歴史調査団の地蔵班は市内の悉皆調査を終わり報告書を発行して、調査活動は
基本的に終了していますが、先日京都で開かれた「お地蔵さまサミット」という
イベントに参加してきました。(学芸員さんの撮った写真を借りて書いています)
郷土資料館の担当学芸員と団員2名で出向き、調査報告の展示をしたり、
調査活動について発表したりと頑張ってきたそうですが、他と比べると
ちょっと(かなり?)地味だったかなというのが反省点だそうです。
確かに文字情報が多めのようですし、他団体の展示をみると写真が多かったり、
地蔵盆の提灯を飾ったり地蔵ゆるキャラを作ったりと賑やかなようですね。
この展示会場の真ん中には囲炉裏端を模した机が用意されて地蔵に関する本を
見たり地蔵談議に花を咲かせられるようになっていたり、また別会場では
大学教授による講演やシンポジウムもあったそうです。
このように「地蔵を祀っていたり地蔵盆をしている側の展示もあり、京都市の
文化財保護課といった調査している側の展示もあったりで、色々なお話がきけて
楽しかったから、また次にこういった集まりがあったら参加したいですね~」
と学芸員さんはとても楽しそうでした。
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<参考>
朝日新聞 京都)京都市内に地蔵はいくつ? サミットで経過発表
http://www.asahi.com/articles/ASH2Q52GRH2QPLZB009.html
京都新聞 京都のお地蔵さん、研究成果を発表 大学などがサミット
http://kyoto-np.jp/education/article/20150222000100
ツイッター #お地蔵さまサミット@京都 2015.2.22 – Togetterまとめ
http://togetter.com/li/786394
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<2015.2.15.記事>
「お地蔵さまサミット」 2015年2月22日(日) 9:00~17:30
キャンパスプラザ京都 2Fホールと4F第2講義室
主催:京都の「地蔵」信仰と地蔵盆を活かした地域活性化事業実行委員会
共催:花園大学/京都府立総合資料館/京都市
FBページ https://www.facebook.com/events/1579239265649729/?ref=52&source=1
共催の花園大学の師茂樹准教授のツイッターもちょっと見てみたら、「京都市内の
お地蔵様の(いつ終わるとも知れぬ)悉皆調査(別名「とりあえず全部数えてみよう」)」
っていうコメントの気持ちはよくわかりますね(笑)
西宮市内でも全部の道をくまなく歩いたそうだから、京都の特にまちなかだと路地の数も
お地蔵さんの数も大変そうですものね。
参加した団員や学芸員の話が聞けたらまたご紹介します。