*

調査団 定例会・160514・文化財のツボ

      2016/05/15

西宮歴史調査団では各班の活動の他に全体で集まって打合せをしたり勉強会をしたり
していますが、今までにやった写真の撮り方など調査に直接役立つ内容だけでなく
ちょっと変わった内容の研修が始まりました。
160514CIMG9775x
「文化財のツボ」ということで、ある文化財を取り上げて各学芸員や団員それぞれが
どんな印象を持つか、どんなことを知っているか、どうやって人に紹介するか、
などいろんな意見を言って視野を広く持ってみようというもので、初回は壷でした(笑)

160514CIMG9776x 160514CIMG9778x
信楽焼の壷ということで、学芸員はそれぞれの専門分野からのアプローチとして、
詳しくないので焼き物の入門書を調べた、展示会に出すならどういう切り口にするか、
江戸時代の人は壷をどのように使っていたのか古文書(日記)の中から探してみた、
飾りの獅子?の顔はだんじりの木鼻に似たようなものがある、壷と甕の違いは、
などこの壷そのものについてや発想を得て飛躍した内容まで、いろいろありました。

古文書に探すとかだんじりの彫刻に似たようなのがあるなどそういった発想の関連は
とくに興味深く、私のふだんの調査においてもそうやって話を勝手に広げることや
あれとこれとがふとしたきっかけで急につながることなどを面白く感じています。

だんじりの彫刻は、写真(下の赤丸内)を見ると確かに似た感じはあるなと思いました。
ただ祭りの時は幕や提灯で隠れているし、この写真はたまたま倉庫の見学に行って
撮ったものですが意識は中央の彫刻に向いているので、言われるまで気づきませんでした。

160514-上山口120803CIMG9024x 160514-南之町120808CIMG9069x

ちなみに壷を見た私の第一印象は、茶壺っぽいけど耳が三つなので違うのかな?と、
釉薬の感じが好きだなぁというのと、耳が獅子?だから活けるなら牡丹だな、と
ほとんど文化財的な視点ではありませんでした(笑)

 

-活動日2016.5.14.(土)  郷土資料館にて-

これは西宮歴史調査団公式ブログではなく、団員による個人的なブログです。
西宮歴史調査団についてのお問い合わせは西宮市立郷土資料館まで。
西宮市川添町15-26  tel:0798-33-1298  月曜休館

 

 -.活動報告

  関連記事

西宮歴史調査団のパネル展

西宮歴史調査団の活動を広く知ってもらうためにパネル展示を開催中です。

調査団 定例会・161112・西宮の寺社建築

毎月一度、全体で集まって勉強したり打合せをする定例会で、現在展示中の 指定文化財公開展「西宮の寺社建

西宮の石造物

2013年10月16日(水)の歴史講座 「西宮の石造物-西宮歴史調査団の 活動からわかった新たな歴史

お地蔵さまサミット

歴史調査団の地蔵班は市内の悉皆調査を終わり報告書を発行して、調査活動は 基本的に終了していますが、先

西宮歴史調査団と歩く甲東村

西宮市歴史調査団の現地解説会が行われましたので、写真で簡単に紹介します。 普段どんな調査をしているの

調査団 定例会・190810・展示解説会

西宮歴史調査団の8月定例会で、開催中の「すなどりの具」の解説を聞きました。この特別展示解説会は一般に

昌林寺

西宮歴史調査団の月例会で、JR西宮の少し南にある津門の昌林寺に 文化財見学に行きました。

調査団 定例会・190713・名塩和紙学習館

毎月一度全体で集まって打合せをしたり勉強会をしたりしている定例会ですが今回は名塩和紙学習館での紙漉き

H27年度西宮歴史調査団活動報告会

丸10年活動をしてきた西宮歴史調査団の平成27年度活動報告会 が開催されました。 平成28年3月12

調査団 地蔵班・調査報告書作成

西宮歴史調査団では身近にあるお地蔵様についての悉皆調査をおこなっていました。 街中をくまなく歩いてひ