西宮歴史調査団と歩く甲東村

西宮市歴史調査団の現地解説会が行われましたので、写真で簡単に紹介します。

普段どんな調査をしているのかを現場に行って実際に感じてもらい、活動を
広く知ってもらうためのハイキングですが、二回目の今回は、郷土資料館の
展示の西宮の用水路に絡めて、百間樋用水のある甲東地区になりました。

昨年の西宮歴史調査団と歩く今津・甲子園の様子はこちらの記事
今年の準備の様子はこちらの記事を、  百間樋の紹介はこちらの記事
よろしければ読んでみてください。

2012年11月10日(土)、阪急仁川駅に集合してバスで仁川口橋まで移動。 
   

橋梁班の発表で橋の欄干には競馬場にちなんで馬の模様があることなど紹介。
  

百間樋が埋まっているであろう上を仁川を横断して百間樋児童遊園(カエル公園)を通ります。
  

公園の南の百間樋の出口で水は二筋に別れ、下井(したゆ)の百間樋川の近くを歩きます。
 

地蔵班が西廣寺の延命地蔵と仰向け地蔵の紹介をした後、街道班が西国街道と
そこから伸びる神呪寺参詣道はこの前の道ですなど紹介。
 

新幹線高架をくぐって、この欄干もない旧道にかかるコンクリート製の極楽橋へ。
  

国道171号線をくぐって甲武中学校西の字三拾六高木村川水取樋を見学。
  

大市八幡神社横の道標や覆屋に囲われた本殿や神社境内の大クスノキなど。
  

 永福寺の地蔵と地獄図絵馬  

下大市の道標ポイントは今は暗渠となっていますが昔は百合戸橋が架かっていたとか。
  

 門戸橋は津門川の起点

 

薄ぐもりの歩きやすい天候の下、参加者25人は無事に歩いて3時間の散策が終わりました。
今回のルート地図はこちら → Googleマップ

調査団はまず現状を記録に残す事を目的に活動していて、それに基づく考察や研究は
特にしていないことが多いので、今日の紹介内容で団員以外の方はどんな感想を
持たれたのか気になりますね。

またコース設定のときに、調査はしていないけれど百間樋についても紹介してみたらと
提案して今回のルートになったのですが、ちょっと散漫な印象になってしまったかも
と反省しています。

いろいろ反省しつつも、来年も現地説明会ができたらいいなぁと思いました。

 

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