調査団 古文書班・121114・楷書風の判子

今回も見学者がふたりもいらっしゃって、なんだかにぎわっています。
当初の古文書班登録メンバーは確か10人ちょっとだったと思うのですが
ほぼ皆勤賞の人が約半分の6人程度で、皆さんそれぞれに時間の都合を
つけながら頑張って楽しく取り組んでいます。

宗門帳にはたくさんの人の名前があって、たくさんの判子が押されています。
今回ご紹介するのは楷書に近い書体なので読めますね。

富          信         吉
  

訓          藤原        いたみや(利)
  

この「いたみや(利)」の判子の持ち主は伊丹屋佐兵衛さんだったのですが、そのほかは
判子の文字は屋号の漢字と直接関係なかったりします。
もしかしたら苗字と関係ある文字なのかもしれないし、あるいは、富や栄や吉のように
縁起のよい文字を選んでるのかもしれないですね。

-活動日2012.11.14.(水) 団員7名+学芸員2名 郷土資料館にて-

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