調査団 古文書班・191129・三寶院配下

今までの宗門帳調査では町人の名前ばかりでしたが、僧が出てきました。

「三宝院触頭」って何? なんだか寺の名前がいくつも出てくるけど??
と、どう分類して書き写すか判断がつかず、あれこれ辞書を引きました。

さらに宗教に詳しい学芸員さんにもいろいろ教えてもらったところ、
三宝院(醍醐寺)の配下にあり、触頭(ふれがしら)という役職をしている
尼崎の大行院の、正徳院門恵、という修験者ではないかということでした。
正徳院は寺の名前ではなくて個人につけた呼称のようです。

現存する資料からは、少なくとも三年間は浜石才町に住んでいて、
その後に引っ越していったことは分かりました。

-活動日2019.11.29.(金)  団員9名+学芸員1名 郷土資料館にて-

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