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調査団 古文書班・190724・代判人の書き方

西宮町宗門帳の調査は、昨年度までは浜東町(現用海町や石在町東側あたり)、
今年度からはその西隣の浜石在町(現石在町西側と久保町東側あたり)です。
浜東町と浜石在町は隣なのですが、宗門帳の記載形式が若干違っているようです。

 

違いがわかりやすいのは代判人(後見人)の書き方について。
この時代は戸主が女性だったり年少だったりすると、成人男性が身元保証人として
代わりに確認のハンコを押していました。

浜東町では戸主に続いて代判人の名前がありそのあとに家族の名前が続きます
(上左例では戸主つね・代判同町和泉屋庄五郎・倅)。
浜石在町でも同様の形式もありますが、戸主と家族名を書いてから最後に
代判人の名前(上中例では戸主ゆき・妹・養女・倅・代判浜東町兵庫屋利兵衛)
がある場合も出てきました。
一冊(一年)の中では統一されてると思いますが、どの年がということまでは未確認です。

また浜東町はハンコの持ち主である代判人の名前の下に1個押した後は毎月の確認印は
戸主の名前の上に押していますが、浜石在町はすべて代判人の名前のところに
押されています。
同じ町内の人を表す場合浜東町では「代判同町」ですが浜石在町では「代判町内」と
なっています(上右例)。

まだ浜石在町分を始めたところで何冊か見ただけなのでたまたまその年だけ違う
可能性もありますが、隣町でも形式がすこし違うとか、それでも役所は受け取ってる
ことなど興味深いですね。

-活動日2019.7.24.(水)  団員10名+学芸員1名 郷土資料館にて-

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