上ヶ原周辺の文化財をめぐる

さくらFMの「まちたびラヂヲ」特別編でラジオの生放送と一緒に現地を見学する
ウォークの6回目は仁川から関学周辺の上ヶ原地区を歩きました。

阪急仁川駅西口に集合ですが、西国街道ウォークとも連携しているため
50数名ほどの多くの参加者が集まりました。

弥生時代の仁川高台遺跡、古墳時代後期の仁川五ヶ山古墳群や関学構内古墳や
入組野古墳など、このあたりには古くから人が住んでいたようです。
  
関学構内古墳の近くには江戸時代に建てられた道標や、農業用水を分配する
石の分水樋があります。

寛文13(1673)年銘の鳥居が残る上ヶ原八幡神社には「車塚七郎兵衛」銘の
狛犬があり、車塚古墳(今は残っていない)にゆかりの名前と考えられます。

甲山神呪寺が今の場所へ移る前に一時あった場所と思われる神呪厳島神社は
高台にあり、昔は海からもよく見える目印になっていたかもしれません。

昭和3(1928)年には関西学院大学が神戸から移転し、ヴォーリズが設計した
自然の地形を利用したキャンパス建築が時計台などに今も残っています。

歩いた順番とは一部違って紹介しましたが、古代から現代までにわたって
興味深いものがいろいろと残されている場所でした。

さくらFM まちたびラヂオ特別編 「上ヶ原周辺の文化財をめぐる」
2017年11月19日(日)開催

 

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