5月の最終日曜日は広田神社のお田植え祭です。
本殿前での神事のあと、行列を連ねて神饌田へ向かい田植えをしました。
広田神社には兵庫県で唯一、500年以上の歴史を有するお田植え行事が伝わって
いましたが、残念ながら昭和36年を最後に途絶えておりました。
平成元年に広田地区の地域団体が中心となり復興をいたしたのですが、平成7年1月の
阪神大震災により中止のやむなきへ至りました。
平成11年に広田・大社・安井各地区の自治会・民生児童委員協議会・社会福祉協議会・
青少年愛護協議会・子供会・婦人会などと廣田神社氏子総代会が協力し、お田植祭の
伝統を踏まえて地域協働行事「めぐみ廣田の大田植」として田植え行事を再復興させました。
<御田植祭会場で配布の資料より抜粋>
早乙女は中学生8人、田童は小学生8人が近隣の学校から選ばれて参加しているそうです。
腰をかがめての昔ながらの手作業による田植えは大変でしょうね。
9月頃に刈り取りの神事があり、そのあと11月23日の新嘗祭が済んでからやっとこの新米を
神前への日々のお供えに用いることが出来るのだそうです。
暑さに負けず、すくすくと立派に育ってほしいですね。