オアシスロード

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夙川 緑のトンネル

夙川沿いに広がっている夙川河川敷公園>>の中で、国道2号線に架かる夙川橋から南に河口まで続く遊歩道が「夙川オアシスロード」。
その昔、香櫨園浜海水浴場までボンネットバスが走り、たくさんの交通量のあった道路が市民に憩いの場として1971年(昭和46年)に整備され、今の夙川の左岸のオアシスロード (遊歩道)になっている。

それまでは、1日に4000台という交通量のあったこの堤防上の道を、昭和46年(1971年)の8月に、1か月だけこの区間を通行止めとして市民の憩いの場として開放してみたところ、多くの賛同の声が上がり、そのまま9月以降も『緑の遊歩道』として継続され、現在のオアシスロードに続いている。


2021年は、遊歩道(オアシスロード)になってちょうど50年目になる。
周年記念イベントの様子はこちらから>>
西宮市のアーカイブはこちら>>

遊歩道になったころは「オアシス道路」と呼んでいたが、 昭和63年の西宮市の道路名称選定事業で広く市民から道路名称を募集した結果『 オアシスロード 』なった。
平成元年4月から、この名称が正式に使われている。

夙川 緑のトンネル
みどりのトンネル・オアシスロード

春は桜のきれいな場所として有名だが、秋の紅葉も見応えがある。
川には魚も沢山いて、カルガモやサギ、カワセミなど野鳥の姿も多く、一年を通して自然に触れあえる「都会のオアシス」。

5月には、市民の力でたくさんの鯉のぼり>>で賑わうが、夏には水遊びをする子供たちの姿も見かける。

43号線の北側と南側の2箇所の川の西側には遊具のある公園もあり、小さな子供づれの親子の姿も多い。近くに公衆トイレもある。

酒蔵通り>>の東の角には中央図書館があり、住民が運営しているカフェもある。

オアシスロードの西側(河口の西側)には回生病院がある。既に本館も建て代わり昔の面影は無くなっているが、野坂昭如氏の火垂るの墓>>村上春樹氏の作品>>のモデルにもなっている。

回生病院
取り壊し直前の回生病院本館入り口

一番南の臨港線にかかる浜夙川橋から甲山を望む景色はビュースポットの一つ。
浜夙川橋のすぐ北側にある、人が通れる小さな橋(あしはら橋)は、村上春樹氏の作品>>中に出てくる。

桜の季節には満開の桜のトンネルも見ることが出来る。

投稿日時 : 2020-08-16 08:59:10

更新日時 : 2022-10-01 12:48:37

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
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