小説家、米文学翻訳家、エッセイスト、ノンフィクション作家。京都市伏見区に生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市に育つ。
1979年『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞し、作家としてデビュー。
文芸春秋(5月10日発売)に特別寄稿が掲載された。
自らのルーツを初めて綴った というショルダーコピーの書かれた扉には、父親と野球を楽しむ春樹少年の写真がある。
幼少の頃に西宮市に転居し、浜脇小学校から分かれて新設された「香櫨園小学校」の第一期の卒業生。
小学校3年生の時に、ヤギを連れてみんなで浜脇小から香櫨園小まで歩いて引越ししたという。
村上春樹氏の小説に、たびたび山羊が出てくるのはこの影響だろうと言われている。
ヤギだけでなく『村上朝日堂の逆襲』『辺境・近境』『ランゲルハンス島の午後』『1Q84』などの作品には、西宮の風景がたくさん出るくる。
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村上春樹氏と言えば、ご自身のルーツを話をされてこられなかった方だが、2019年 5月10日発売 の文芸春秋に 「猫を棄てる -- 父親について語るときに僕の語ること」 というタイトルで、初めて自ら語った。
この時の記事はこちら➡
ここ数年、ノーベル文学賞の発表の時には同級生が香櫨園小学校に集まるという。