西宮で映画やドラマの撮影が行われる時、西宮流は撮影現場やロケハンときにはエキストラ募集など、制作の最初の過程から関わることが幾度かありました。そのたびに西宮の街並みがスクリーンやテレビの画面に映し出されるのを目にし、感動したものです。また、周りの人たちもワクワクして、上映、放映を楽しみにし、「ここで撮影されたんやで」と話題にする様子も見てきました。大好きなわが町が映画・ドラマの舞台になることは、たとえ町の名前が出てこなくても、うれしくて、誇らしいものです。
妄想製作委員会
ちょっとしたシーンの撮影現場に立ち会いながら、いつか西宮を舞台に、オール西宮で撮影された映画ができればと妄想を抱くようになりました。
ロケ地だけではなく、俳優も監督も脚本も、オール西宮の人材で撮れたらもっと素敵ですよね。そしてそれだけの人材を輩出しているのが西宮でもあるのです。
1人でも共感してくださる方があればと願いつつ、妄想製作委員会を開催しまーす!
俳優(男優)編
西宮出身または暮らしたことがある俳優さんはたくさんおられます。主役も張れるけれど助演として印象に残る芝居をされる方が多いのが特徴かなと勝手に評しています。説明不要な有名人ばかりですので、名前を羅列していきますね。(順不同です。どの人も同じぐらい好き!)
西宮出身といえば、堤真一さん、生瀬勝久さん、鈴木亮平さん、松尾諭さん、夙川アトムさん。関学に通っておられた豊川悦司さん、市内の公立中学出身の松尾貴史さん、西宮にお住まいの笑福亭鶴瓶さんも落語家が本業とはいえ、名優(怪優?)ですよね。息子さんの駿河太郎さんもいいですね。
この顔ぶれだけで、コメディでもシリアスでも、すごい作品が撮れそうですね。
俳優(女優)編
西宮出身の女優さんといえば、藤原紀香さん。芦田愛菜ちゃん(敢えて、ちゃん付け)もそうですね。西宮での記憶が残っていますように。蘭寿とむさんや舞羽美海さんをはじめ、宝塚歌劇出身の人もたくさん。朝ドラにも出演された鳴海唯さんや小南満裕子さんもこれからの活躍が期待されています。
西宮で暮らされていた(または今も在住の)女優さんといえば、常盤貴子さん。関西弁(阪神言葉)がお上手です。参考記事→(外部サイトに)
石田ひかりさん(2004年の市政ニュースにも登場 参考記事→(外部サイトに)))や西田ひかるさん(2011年西宮観光大使に任名されました 参考記事→)も。
脚本家
脚本家もたくさん輩出しています。テレビドラマ「結婚できない男」や朝ドラ「梅ちゃん先生」他たくさんの作品を書かれた尾崎将也さん。
映画「ジョゼと虎と魚たち」朝ドラ「カーネーション」などの脚本で知られる渡辺あやさん。今放送中の「エルピス-希望、あるいは災い-」が話題となっています。参考記事→(外部サイトに)。
「やっぱり猫が好き」「すいか」「野ブタ。をプロデュース」などのドラマを手がけた夫婦脚本家、木皿泉さんの出身は神戸市と西宮市です。また、もうご高齢ですが、1980年代を中心に、映画「泥の河」や朝ドラ「和っこの金メダル」をはじめ多数の映画、ドラマ脚本を書いてこられた重森孝子さんも西宮出身です。
映画監督
テレビドラマの演出を数多く手がけ、「劇場版 おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜」を監督された瑠東東一郎さんが西宮出身です。
出身ではありませんが、西宮で撮影された作品の監督なら、まちの空気感がわかってもらえそうですね。「幼な子われらに生まれ」「繕い裁つ人」などの監督、三島有紀子さん、神戸女学院大学に通われてました。「風の歌を聴け」の監督、大森一樹さん、芦屋市在住です。「She’s Rain」の監督、白羽弥仁さん、「にしきたショパン」の監督、竹本祥乃さんの名前も浮かびます。
※大森一樹監督は2022年11月12日にご逝去されました。謹んで心よりご冥福をお祈りいたします。
主題歌
まっさきに浮かぶのは、あいみょんですね。キングブラザーズというビッグネームも存在しますし、キュウソネコカミもいいですね。3組とも西宮愛あふれるメッセージを発信されています。
市政100周年に記念映画を(妄想)
オール西宮の映画、なんだか本当にできそうな気がしませんか。
さらに心強い人材が西宮にはいるのです!
日本を代表するフィルムコミッショナー、田中まこさん。映画やドラマ撮影をサポートする公的窓口「フィルムコミッション」を日本に根付かせた先駆者で、神戸フィルムオフィスの初代代表です。西宮で撮影された作品の多くに関わって来られました。参考記事 →
2025年の市政100周年に向けて、実現できないものでしょうかね。せめてショートフィルムでも。
妄想製作委員会が本物の製作委員会になることを願いつつ、妄想はこの辺りで。
【告知】さくらFMで放送「映像作品に見る西宮」
毎月一つのテーマを掘り下げ、知られざる西宮を解き明かす西宮市の広報番組「西宮徹底解剖」(さくらFM 78.7MHz 第1〜4月曜20時30分から30分間)。
11月のテーマは「映像作品に見る西宮」。
これまで数々の作品のロケに立ち合い、西宮をアピールしてきた西宮流の岡本順子がゲストティーチャーとして出演します。取材こぼれ話などもあるかも。三島有紀子監督のインタビューもありますよ。ぜひお聞きください。
第1回放送は、11月7日(月曜)20時30分から