苦楽園二番町にある、苦楽園小学校と県立西宮北高校の間にある坂。
海と山が近い西宮には、こんな急な坂があちこちにあるが、県立西宮北高校の横のこの坂は涼宮ハルヒのファンからは『ハルヒ坂』と呼ばれている。
西宮市出身の谷川流氏が書いた『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズに出てくる、主人公の高校生たちが学ぶ高校のモデルが、この県立西宮北高校。
現実に、ここに通う高校生の通学路となっている道だが、作中でも重要な場所になっていて、『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズの聖地。
作品の中で重要な季節には、西宮に来るファンも多いが、中でも「消失の時期」はこの坂がんぎわ雨。
公式に、西宮市が『涼宮ハルヒ』の聖地となったのは2019年からだが、それより以前からファンの聖地巡礼では重要な場所となっている。
この坂は、登校するためにキョンたちがえっちらおっちら登る坂。
そしてここは『涼宮ハルヒの消失』に出てくる消失の日の12月18日未明や、東向きの坂ということで初日の出を拝むためのファンが集まる場所にもなっている。
かつて苦楽園に住んでおられた湯川秀樹さんのエッセー『旅人』の中で、魔女が住んでいると空想していた円形の『ゲンコツホテル』があった場所が今は高校になっている。
高校の敷地内には『ゲンコツ広場』と名付けられた一角があり、そこにある丸いテーブルやイスが生徒たちの憩いの場となっている。
2020年12月19日から、西宮流(にしのみやスタイル)がこの通称ハルヒ 坂の絵葉書を売り出している。
角度によって絵が切り替わる、ちょっと懐かしい感じのカード・・・昼と夜、その間のトワイライトも楽しめる絵葉書になっている>>
ららぽーと甲子園2Fにある情報発信スペースクリエートにしのみやでも、ハルヒ風景箱とともに販売中!!
はがきや風景箱は、こちら(西宮流ショップ)からも購入可能。
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