赤門(西宮神社の表大門)

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今年、十日戎の後進められて来た赤門の修理が終わり、令和2年(2020年)8月23日(日)午前10時から竣工清祓式・くぐり初めが行われる。
当日は、開門神事講社講長・平尾亮氏による「開門」の発声で扉が開かれた。

赤門 西宮神社

前回の修復が阪神淡路大震災があった年だったので、25年ぶりのお色直しとなった。
国の重要指定文化財に指定されている『赤門』は、赤門と呼ばれる所以のきれいな赤がよみがえった。

1月10日の早朝の『福男選び』と呼ばれる『開門神事』でも有名な表大門(赤門)は、慶長9年(1604年)に豊臣秀頼が再建したと伝えられている。
本殿が焼失した承応3年(1654年)の火災、昭和20年(1945年)の戦火、平成7年(1995年)の震災も潜り抜けてきており、慶応年間からの遺構を伝えている。
(震災では傾いた柱や破損した部材を取り換え、塗りなおした。)

今回の修復は、丹塗りの塗り替え・扉の修理・屋根瓦の修理などを行ったが、懸魚(けぎょ)に取り付く六葉(ろくよう)という部材を取り外したところ、のために六葉の裏面や六葉で隠れていた懸魚の表面に『寛文4年(1664年)』『天保3年(1832年)』『昭和8年(1933年)』という墨書が見つかった。
今回は、寛文4年(1664年)の六葉は取り外して保管し、替りに令和2年銘の入った六葉を新しく作って取り付けた。

正面の扉は、一枚あたり3.7m×2.4m 重さは推定250Kg。

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