特集 ホンモノを語る - 谷矢製餡 清水勝己さん 【特選品 にしのみや】

『西宮えびす門前に知る人ぞ知る名品あり』 谷矢製餡  清水勝己さん
西宮神社の表大門(通称:赤門)に続く旧国道が通る本町にその店はある。創業から和菓子屋などへ卸す餡を作り続けて一筋。清水社長の代になって、どこにも負けない餡子屋の作る『金鍔』が看板商品となった。
『金鍔』の歴史は古く江戸中期に遡る。その頃は形も丸く、それが刀の鍔に似ていたことから名づけられたという。『戎金鍔』と名づけられた粒金鍔・抹茶金鍔・芋金鍔(季節限定)は、えびすの門前町の名品!!

もちろん素材にはこだわる。北海道十勝の大地と降り注ぐ太陽が育てた同じ小豆でも、仕入れる地域や年によって微妙に違う豆。水加減や炊き方も変えながら作るのがおいしさの秘訣。最近は水にもこだわり、小豆の風味と味わいを引き出せる餡作りに日夜心を砕く。すべては、お客様の笑顔のために・・・。

西宮と言えば“えべっさん”。毎年、大勢の参拝客がお訪れる西宮神社のお膝元で、新しい商品開発にも力を入れる。「数年前から取り組んでいる『みやあずき』構想があるんです。なんとか新しい形にしたいと考えています。」

ホンモノを語る 特選品にしのみや

投稿日時 : 2012-05-01 15:52:40

更新日時 : 2012-05-01 15:58:45

この記事の著者

編集部|Aqui

西宮流の名付け親
裏方仕事が大好き。できる限りこもっていたい山椒魚タイプ
ごく稀に外に出てネタを拾ってきたりする

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