福の神えびす様を祀る神社は全国各地にあるが、その総本社が西宮神社。
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毎年1月10日の大祭を十日戎と言い、西宮神社では宵えびすから残り福の3日間で 100万人を超える人が その年の商売繁盛を祈願し参拝する。
西宮では、この十日戎が終わってやっとお正月が明けるといわれる。
福娘が小判や米俵などの吉兆をつけた福笹を授けるが、時には長い列になることもある。
福を掻き寄せる熊手も人気。
西宮神社では、宵えびすの深夜12時に神社のすべての門を閉じて居籠りが始まり禊が行われ、翌日の早朝の十日えびす大祭の後、午前6時に表大門(赤門)が開けられる。
西宮神社では、昔から「少しでも早くえべっさんにお参りしたい!!と、自宅から走って参る『走り参り』という風習があったという。
現在は、これが福男選び・開門神事となり、表大門(赤門)から本殿までの約230mほどを競い、本殿前で待つ3人の神職に抱きかかえられた人が 順に 一番福、二番福、三番福と呼ばれるその年の福男に なる。
福男になった人たちは、その一年、人々に福を分け与えるために、神社の奉仕活動にも参加する。
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その年の曜日や天候によっても変わるが、拝殿の入場制限がされることもある。
また、本殿の奉納マグロに行くコースは限られているので注意!!
【十日えびす関連行事】
1月8日
9:30 招福大マグロ奉納式➡︎
13:00 献華祭
1月9日 宵えびす
14:00 有馬温泉献湯式
16:00 宵宮祭
1月10日 本えびす
6:00 開門神事・福男選び
1月11日 残りえびす