創立年ははっきりしないが古代から甑岩を霊岩として信仰を集めており、延喜式(平安時代の法律の公文書)神名帳に大国主西神社と記録されているものが、越木岩神社に該当すると思われる。
江戸時代正保年間(1644年頃)に社殿が再建されて西宮神社より蛭子大神を勧請し、蛭子太神宮と称した。
安産・子宝・商売繁昌・所願成就にご利益があるとお参りする人が多い。ご神体は、酒米を蒸す時に使う「甑(こしき)」という道具に似ていることから「甑岩」と名づけられた大岩(花崗岩)だが、大阪城の石垣を築く工事のために切り出されそうになった事がある。
「白い龍の神様が住んでいる岩だから、これを割ったりしたらたたりがある」という村人の訴えに耳を貸さず石工たちが甑岩を割ろうとした時、突然甑岩から煙が吹き上がり、石工たちがつぎつぎと倒れたので、石垣に使用することはあきらめたと伝えられる。
今も石にはノミの跡や切り出そうとした大名の刻印(家紋)が残っているのを見ることが出来る。

- 12月31日
- 午後7時 大祓い この一年の穢れをはらう
- 1月 1日
- 午前10時 新年祭
- 1月 1日 ~ 17日
- 「森の中の展覧会」参道等に幼稚園児の作品を中心に約100点の絵画等を展示
- 1月 3日
- 午前11時 奉納 尺八吹き始め
- 三が日 お神酒進呈
- 1月9日 ~ 11日
- 十日戎 千円授与ごとに空クジ無しの福引あり
- 1月15日
- とんと焼
- (餅、橙等は焼納できませんので持ち込まないで下さい。)
- <阪急夙川駅から無料送迎バス運行>
- 1月1日 午前8時~午後5時
- 1月2~3日 午前8時~午後4時