例大祭(れいたいさい)とは、その神社で一年で最も重要なお祭りの日。
甑岩を霊岩とする信仰は磐境(いわさか)・磐座(いわくら)祭祀と呼ばれ、当社が鎮座する地域一帯の磐座群の象徴として祀られており、古くから特に女性守護、子授・安産の神さまとして信仰されている。
越木岩神社の秋祭りは『例大祭』『だんじり巡行』『泣き相撲』『相撲大会』『もちまき』などが行われる。
例大祭:令和6年9月22日(日)
甑岩を霊岩とする信仰は磐境(いわさか)・磐座(いわくら)祭祀と呼ばれ、越木岩神社が鎮座する地域一帯の磐座群の象徴として祀られており、古くから女性守護、子授・安産の神さまとして信仰されている。
例大祭(れいたいさい)とは、その神社で一年で最も重要なお祭りの日で、越木岩神社では午前8時半より本殿で斎行され、『例大祭』『だんじり巡行』『泣き相撲』『相撲大会』『もちまき』などが行われ、総称して秋祭と呼ぶ。
泣き相撲:令和6年9月15日(日)
泣き相撲は、こどもが元気に健康に育つよう祈願する行事。
神聖な土俵に素足をつけることにより災いや悪霊を払いのけると伝えられている。
今年の申し込みは終了している!
泣き相撲の専用サイトはこちら➨
相撲大会:令和6年9月23日(月・祝)
■参加資格:幼稚園年少~(男女不問)
■部 門:①幼年の部 ②小学生の部(1・2年/3・4年/5・6年)③一般の部
■参加料: 無料
■申込期限 :令和6年9月13日(金)まで(当日受付は8時半/一般の部は9時まで)
■申込方法・問合せ先:申込書に必要事項ご記入のうえ、下記のFAX・E-mail・郵送(持参可)でお申込み下さい。
・FAX:0798-72-9006
・E-mail:shamusho@koshikiiwa-jinja.jp
・郵送:〒662-0092 西宮市甑岩町5-4 越木岩神社相撲大会参加受付係
詳細はこちらから➡
だんじり巡行:令和6年9月22日23日
この時期の苦楽園口周辺の街角には、しめ縄と垂れ紙が張り巡らされ神聖な気持ちになる。
令和6年の例大祭の奉祝行事として、9月22日(日)9月23日(月祝)に「だんじり巡行」が行われる。
今は白い法被の「壱番だんじり」と青い法被の「弐番だんじり」があり、地域全体の住民参加型お祭りとして二日間それぞれのコースを巡行する。
令和6年9月22日の壱番だんじり運行経路➨
令和6年9月22日の弐番だんじり運行経路➨
令和6年9月23日の壱番だんじり運行経路➨
令和6年9月23日の弐番だんじり運行経路➨
だんじり巡行の見どころは練り回し
だんじり巡行のハイライト!
一番の見どころは、23日19時~20時に二基のだんじりが揃う苦楽園口駅前での練りまわし。
(但し、狭い場所なので注意して見物してください!!)
その後の宮入りまでのきつい坂道を登っていくのも、掛け声やお囃子の変化と共に見どころ!!
こうして少し背景が分かると、祭りを見る目も変わっていく…♪♪
越木岩神社のだんじりの話し
天保2年、越木岩神社に奉納された絵馬に描かれた楽車が起源と思われ、明治の頃には今あるような形のだんじりがあったと言い伝えられている。
正確な資料はないが、昭和の初めに上新田で太鼓台が巡行されおり、昭和20年代になって上新田(上越木岩)中新田(中越木岩)下新田(南越木岩)でだんじりが新調され、各青年団によって巡行されていた。
区画整理等が行われ、昭和36年を最後にだんじりは神社の小屋に眠ることになった。
しかし昭和55年、越木岩青年会によって巡行が再開され平成元年にはだんじり幕を新調、翌2年にはだんじり小屋が新築された。
<だんじりの彫り物の見どころ>
★土呂幕(どろまく)=泥幕ともいう。
彫り物スペースが広く迫力のある彫り物が彫られる部分で、欄干と台木の間を埋める板の部分。透かしなどの彫刻が入るが、テーマは武者物が多い。
越木岩神社のだんじりは、『こしきいわのたたり』『おかげ踊り』『龍』『麒麟』『猿』『兎』などが見える。
*こしきいわのたたり…霊岩甑岩を大坂城築城(1583年ころ)のために切り出そうと豊臣秀吉が石工達に命じて割らせていたところ、今にも割れんとする岩の間より鶏鳴し真白な煙がたちのぼり、その霊気に石工達は岩から転げ落ち倒れ伏した。奉行達は這う這うの体で逃げ帰り、如何にしても甑岩は運びだせなかったと言い伝えらる。
*おかげ踊り…天保2年(1831年)越木岩神社に奉納された絵馬に、当時のまつりの最初の頃が描かれている。
★見送り幕
壱番だんじりの見送り幕(平成元年新調)は「牛若丸・弁慶五条の橋の出会い」。
弐番だんじりの見送り幕(平成12年新調)は「越木岩縁起物語」が絵柄になっている。
壱番・弐番だんじりとも飾り幕の絵柄は「あ・うん珠取り夫婦龍」。
★掛け声について
平道ではヨイヤサーの掛け声で巡行。鳴り物は平道の他に曲がり、祝儀、宮入等があり、アーワッショイの掛け声に合わせてだんじりの前か後を担ぎ上げる。
坂が多い地域なので、登り坂ではソーリャの鳴り物に合わせて力強く登っていく。
また、巡行中はお酒を一切飲まず、23日の宮入後はその日のうちに片付けを済ませ、翌日残っているのは轍だけというのも越木岩が大切にしている特色のようだ。
なかなか間近でゆっくり彫り飾りを見るチャンスはないが、お囃子や掛け声の変化にも注意しながらだんじり巡行を楽しみたい!!