古くから 和歌などでも歌われてきた 「鳴尾の一本松」
これらの和歌には、古くは武庫の海と言われた沖を通過する船の目印や陸路を行きかう旅人たちの目じるしともなった 「鳴尾の一本松」 や鳴尾の松が詠まれている。
現在は、里中町2丁目の阪神電車のすぐ北側に一本松公園があり、5代目の黒松が植えられている。(昭和53年)
平成17年に発行されている 鳴尾村誌 によると、元々一本松が立っていたのは鳴尾八幡の西南約100mの、旧地名西畑の一角と言われていて、昭和の初めごろまでは二代にわたって巨大な松があったようだ。
なお、鳴尾村誌 では12ページにわたって、一本松や黒松のことが詳しく取り上げられている。