災害に備え、今こそ「食」を見直すきっかけにしたい!
「防災食レシピ甲子園 in 西宮」は、災害時でもおいしく食べられる工夫をこらしたレシピを募集する、地域参加型のユニークなイベントです。
主催は西宮商工会議所女性会、共催には西宮市の防災課も加わり、西宮市制100周年記念事業として正式に位置づけられています。
主催の西宮商工会議所女性会の方にお話をお聞きしてみました。
主催者にお話をお聞きしてきました
「おいしく生きる」ことが心の支えになる!!
キャッチフレーズは「もしものときも おいしく生きる」。
極限状態の中でも、“味”や“栄養”を通して心と体を支えることの大切さに注目し、乾パンだけでなく、ローリングストックの食品でおいしく備えることをテーマにしています。
イベント企画のきっかけは女性たちの視点と実体験!!
この企画は、女性経営者や管理職が集まる西宮商工会議所女性会が中心となって立ち上げました。
日頃から企業のBCP対策や防災講座にも取り組む中で、「何を備えたらよいか分からない」「買っても期限切れになってしまう」というリアルな悩みに触れ、地域全体で防災意識を高めるきっかけになればと考えたそうです。
管理栄養士や料理研究家もメンバーに!!
女性会には管理栄養士や料理研究家も在籍しており、これまでにも料理教室や食に関する地域イベントを開催してきました。
今回のレシピ募集も、専門家の視点と生活者の視点の両方を反映した企画となっています。
応募のポイントは“誰でもできる”“おいしい”レシピ!!
募集レシピは、備蓄できる食材を使い、火が使える場合を想定してカセットコンロなどで調理可能なもの。
特に「子どもでも作れる」「普段料理をしない人でも挑戦できる」「栄養バランスがとれている」など、幅広い人に対応できるアイデアが歓迎されます。
夏休みの親子参加も大歓迎!!
個人はもちろん、親子・家族・グループでの応募もOK。夏休み期間に、家庭で防災について考えるきっかけとしても活用されることを期待されています。
優秀レシピは市のホームページで公開予定!!
応募作品は審査の上、優秀作品は西宮市のホームページでも紹介される予定。最終審査会には、西宮市長・警察署長・防災士らが審査員として参加し、入賞者には市内事業者による豪華詰め合わせセットも贈られるそうです。
防災と地域をつなぐ女性会のこれまでの取り組み
• 西宮市第二庁舎の視察
• 防災講座の開催(西宮市防災危機管理課協力)
• ローリングストック料理教室
• 地域FM「さくらFM」への情報発信協力
西宮商工会議所女性会では、こうした地道な取り組みを通して地域と防災の接点を育んできました。今後も継続的に、防災・食・地域とのつながりをテーマに活動していく予定です。

応募概要と応募先
<イベント概要>
応募対象:市内在住、在勤、在学、又は市内で地域活動等をされている方/個人・家族・グループなど
レシピ条件:備蓄食品を使い、カセットコンロ等で調理可能なもの(ポリ袋調理でなくても可)
応募期間:2025年年7月20日から9月30日
対象者:市内在住、在勤、在学、又は市内で地域活動等をされている方
募集要項:
・水はペットボトル、調理熱源はカセットコンロのみの使用を想定(災害後数日経過、ライフライン未復旧を想定)
・ポリ袋、包丁、まな板、ピーラー、キッチンバサミ、鍋など、一般的な家庭にある調理器具は使用可。
・常温保存可能な米、餅、乾麺、粉類、缶詰、レトルト食品、瓶詰、乾物、乾燥野菜や保存性のある野菜は使用可。
・オリジナルレシピであり、他レシピ集、サイト等で未発表のものに限る。
・グループ、家族、個人それぞれ1点の応募に限る。(代理応募は除く)
・レシピの材料費は2人前で2,000円(税込)以内とする。
イベント参加費:無料
レシピの採点基準:①味・見た目 ②防災食としての工夫 ③オリジナリティ・独創性 ④材料の入手性・調理の汎用性 ⑤応募規定・書類の正確さ ⑥防災意識・PRポイント
審査について: 一次審査(書類審査)
審査員:西宮市長・西宮警察署長・防災士 ほか
最終審査(実演審査)日時:11月24日(月・祝) 場所:浜脇公民館
入賞賞品:入賞者(一次審査を通過した方)に西宮市内企業グッズの詰め合わせを贈呈
<応募はこちらから>
申し込みはこちらから➡︎
よくある質問や詳細は、こちらのサイトから➡︎
読者/参加者へのメッセージ
「楽しくレシピを考えて、ぜひぜひご応募ください!
もしものときの備えを、“食”から見直すチャンスです。」