日本酒造りの本番は「冬」
今では、温度調節の出来る工場で酒造りもできるが、元々は冬の寒い時期に丹波から杜氏が来て酒造りが行われてきた。
灘五郷の美味しい日本酒は、酒米の山田錦、西宮に湧く宮水、そして六甲山から吹きおろす六甲颪(ろっこうおろし)の3条件が合わさってできた。
苦楽園口~獅子が口辺りで、山田錦を作っていたこともあった。
秋に収穫される新米を使って10月頃から新酒が作り始められる。
西宮では、10月の第一土曜日に 梅の木井戸横で『宮水まつり』が斎行され、宮水祭りの行列が西宮神社まで帰り「酒ぐらルネサンスと食フェア」が境内で開催される。
国道43号線の南に、43号線に沿って酒蔵通り>>がある。
阪神淡路大震災で大きな被害を受け、今は酒蔵の風景も様変わりしたが、このあたりでは冬になると酒米を蒸す香りや麹の香りが一体に漂う。
そして、年明けの1月末~3月初めにかけて各蔵元では『蔵開き』として蔵見学などが行われている。
蔵元独自で募集するところや、西宮観光協会>>が主催するものなどがある。
西宮の主な蔵元
白鹿>>> 白鷹>>> 日本盛>>> 大関>>>
寶娘>>> 徳若>>>