日本盛

日本盛株式会社

優良事業所

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優れた技術の応用力ニシノミヤ テック プライズ2017

「丹波杜氏の伝統の技と自動化された酒造設備を融合した酒造り及び日本酒をより身近に楽しむことが出来る商品開発」

受賞事業所概要

創業128年、「もっと、美味しく、美しく。」のブランドメッセージのもと「健康・自然・安全・安心」を基本コンセプトとして、お客様視点の商品開発やブランド価値の強化に取り組んでいます。創業当時から受け継がれた丹波杜氏の伝統の技と、これまでに培われた高度な醸造技術を融合し、それらを最新の自動化された設備に組み込んで酒造りを可能にした技術を有しています。
また、生原酒を非加熱製法と無菌充填技術により8か月の常温流通を可能にした「生原酒ボトル缶」、業界初のホット販売専用の「燗酒(かんざけ)」を展開するなど、新たなスタイルで日本酒を楽しめる商品を提供しています。


「弊社は創業128年です。酒造メーカーとしては歴史が浅いのですが成り立ちに特徴がありまして、今で言うベンチャー企業です。明治22年、ちょうど日本で市制制度が始まり、新橋と神戸が鉄道でつながった頃に『酒蔵業と銀行業の二本立てで世の中に役立つことを・・・』ということで青年実業家が集まって株式会社として創業した会社です。ですから今でも、新しいことに取り組むというDNAが流れていますね。」森本直樹社長にお話を伺った。
日本盛
業界初のCMソングを作ったり、コンピュータを導入したりするのは業界でも早かった。米ぬかを原料にした化粧品(米ぬか美人)も発売して30年になる。
また、20年ほど前には肝臓の働きにやさしいと言われているイノシトールを多く含んだ『肝臓に優しいお酒・健醸』を売り出して話題になったこともある。

そんな日本盛が新しく挑戦したのが、ありそうでなかった『ボトル缶に入った生原酒』の発売だ。生原酒は、製造工程で火入れ(加熱処理)と加水(希釈)をしない非常にデリケートなお酒なので通常1週間で飲み切らないといけない。

ボトリングするための生酒専用の充填設備を導入し、品質保持性の高いボトル缶にしたことで常温保存で8か月という驚異の保存期間が可能となった。
日本盛
おまけに簡単にリキャップできるという特性や、軽くて持ち運びが便利ということもあり、幅広いシーンで手軽に生原酒が楽しめるようになった。コンビニや駅ナカ売店などでも購入が可能。
そして、今回満を持してリリースされたのが『燗酒ボトル缶』
「実は開発には6年の歳月がかかりました。コンビニなどの温かい飲み物の場所に置くことになるので、2週間温め続けても品質が変わらないものでないといけないのです。日本酒を長時間温めるなんて不可能といわれていましたが、独自の酵母の開発に成功したことで、老香(ひねか)の発生しにくい燗酒を実現させることができました。」
この『燗酒ボトル缶』開発には、研究部門で採用した新入社員の功績も大きかったそうだ。「彼が大学院でやっていた研究が大いに役だったんです。」と森本社長も高く評価されていた。
日本盛
ベンチャー企業のDNAを大切にしている日本盛は中途入社も多い。「ちなみに私も中途入社です。他で培った経験値を最大限生かしてもらえるような環境を提供できるようにしています。」
普段から社内提案のチャンスは多く、酒蔵通り煉瓦館を造ったのも、西宮北口の駅中に売店を出したのもそんな社員提案が始まりだという。
「人口減ですし、日本酒離れが進んでいる世の中ですから、とにかく日本酒との接点をどれだけつくれるかということが必要だろうと思っています。」
酒造りの技術がどんどん効率化され、機械でできる部分が増えれば増えるほど「人間にしかできない部分を大事にしていかないといけない、そして人の心に訴えかけるためには『おどろき』が必要だ。」と森本社長。今回の燗酒ボトル缶はまさにそのおどろき!!

手軽に手に取ってもらいやすいボトル缶だからコンビニや駅ナカ売店でおいている。すっかりコンビニの冬の顔となった『おでん』と一緒に美味しい燗酒を買ってもらったらいいですよね・・・と話が盛り上がった。
日本盛

創業120周年で『もっと、美味しく、美しく。』をブランドメッセージとして掲げ、さらに未来に目を向けている。
人と人のリアルなつながりも大切にしたいという考えから、毎年2月には全国に居る社員が本社食堂で一堂に会するという。「以前はホテルで開催していたんですが、本社の食堂で社員手づくりの会の方が社員にウケがいいようなんです。こうしたアットホームな社員同士の交流が、その後の仕事に確実につながっているのを感じています。」
『もっと活動』を推奨し、社員自らがブランドメッセージを具現化していく原動力は、こうした繫がりの上に成り立っているのだろう。

日本盛
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日本盛株式会社

住所:兵庫県西宮市用海町4番57号

電話:0798-32-2501

代表取締役社長 : 森本 直樹

ホームページ: http://www.nihonsakari.co.jp/

著者 : 編集部|tacoo

投稿日時 : 2018-02-21 18:57:05

更新日時 : 2018-03-02 10:27:48

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