日本酒を運搬する樽廻船関係の人たちも、この中にはいたのかもしれません。
廻船運賃積とは今の運送業にあたるような商売でしょうか。
船乗りとは、そういう大きい船に乗っていた雇われ人なのか、または
小舟で荷物や人を運ぶ自営業者なのか、どんな船なのかな?
仲仕(なかし)とは、船積み荷物の陸揚げ作業に従事する労働者の大阪での
呼び方で、江戸では小揚(こあげ)と言った。
仕事内容によって、浜仲仕(浜先や河岸において荷物の水揚げに従事)、
米仲仕(米を船から陸へ、さらに浜地から店先または蔵へ水揚げする)、
沖仲仕(樽廻船など海上の本船積入・積下の荷役に従事)などあった。
沖仲氏は下り酒の場合、荷主たる酒造家に差配された。
酒造家仲間で仲仕頭を指名し、実際に荷役作業に従事する仲仕(日雇人)は
この仲仕頭の差配に従って働いた。 <国史大辞典より抜粋>
-活動日2024.9.11.(水) 団員8名+学芸員1名 郷土資料館にて-
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