調査団 古文書班・120921・漢数字

古文書を読んでいると今はあまり使わない漢字も出てきます。
実際に取り組むまではその筆頭と言えぱ漢数字かな?と思っていたのですが・・・。

今でも祝儀不祝儀などで志を包むときや、商売関係で金額を書くときなどに
改ざんされないように「壱・弐・参・拾(1.2.3.10)」などを使うことがありますよね。
でも今私が担当している宗門帳を見る限りはそういう表記はほとんど出てきません。
他の人の担当分にはよく使われているようなので、書き手のクセもあるようですね。

そのかわり、私の担当分の年齢表記には下の写真のような「廿(20)」「卅・丗(30)」
という漢字が使われているのが多いです。
たまには二十や三十などとも書かれていることもあって、わかればどちらでもいい、
といった感じでしようか。

漢数字

ちょっとビックリしたのは「卅」はIMEパッドで検索しないと出てきませんでしたが、
「廿」はPCで「にじゅう」と入力すると変換候補に意外と早い順位で入ってるということ!
知らなかったですねぇ。

             -活動日2012.9.21.(金) 団員8名+学芸員1名 郷土資料館にて-

 

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